皐月賞、サートゥルナーリア

◆サートゥルナーリア
■１２月２８日、ホープフルＳ（Ｇ１、中山２０００ｍ）１着
好スタートからコスモカレンドゥラを行かせて２番手で先行。最後の直線で他馬を押しのけて抜け出すと、ゴール前で鋭く伸びた。１０００ｍ通過が６２．５秒のスローペース。そこからペースが上がって、最後は瞬発力勝負。

メンバーが少し手薄な感じで、前半がスローペースで、先行抜け出しだったので、すごい強い勝ち方とは言えない。しかし、最後の１００ｍで１.1/2馬身抜け出す瞬発力はすごかった。中山でも器用に走れるようだ。折り合いの心配もあまり無い。

■１０月２７日、萩Ｓ（ＯＰ、京都１８００ｍ）１着
７頭立ての３番手で先行。１０００ｍ通過６１．６秒、遅いミドルペース。前半は掛かっていた。後半は落ち着いて、最後の直線はノーステッキ、手綱をしごく程度で馬なりのまま抜け出して押し切った。

★感想
キャリア３戦だが高い素質を感じる。前走を見る限り折り合いの心配がなく、安心して先行策が取れそう。ハイペースなら中団に下げるかも。瞬発力があるので囲まれてもよほどのことがない限り抜け出してこれるだろう。後はアドマイヤマーズとの強さの比較をどう見るかだと思う。それはアドマイヤマーズの検討をしてから述べたいと思う。

■中山２０００ｍの前半１０００ｍのペース（良馬場）
５８．４秒以下：超ハイペース
５８．５〜５９．５秒：ハイペース
５９．５〜６０．５秒：速いミドルペース
６０．５〜６１．５秒：ミドルペース
６１．５〜６２．５秒：遅いミドルペース
６２．５〜６３．５秒：スローペース
６３．６秒以上：超スローペース