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2019/05/05 10:31
ケンタッキーダービー、結果
■最終予想
◎7.マキシマムセキュリティ、1位入線降着
○5.インプロバブル
▲16.ゲートウィナー
★17.ロードスター
△8.タシトゥス、3着
△6.ヴェコマ
△3.バイマイスタンダーズ
1着:20.カントリーハウス(14番人気)
2着:13.コードオブオナー(11番人気)
3着:8.タシトゥス(4番人気)
馬券:ハズレ
詳しい着順は省略します。
レース自体はとても迫力があるレースで、大変興奮しました。ふだん、アメリカのダート競馬はあまり見ないのですが、とてもいいと思いました。そして、結果は1位入線馬の降着という波乱の結末となりました。レース内容を見ると、それも当然だと思い、納得しました。
1番人気のマキシムセキュリティは逃げてそのまま押し切り1着で入選しましたが、4角で外にふくれて他馬の進路を妨害したため、降着、2位入線のカントリーハウスが繰り上がりで1着となりました。
この判定は妥当だと思います。4角の斜行は公正なレースという観点からすると、それを逸脱した走行となります。したがって、たとえ1位入線したとしても、降着処分は妥当でしょう。
もし、日本だったら、「たとえ妨害が無くとも被害馬が加害馬に先着できるとは言えないので、入着順位通り確定します」ということになると思います。私はこの判定基準には以前から疑問を感じていました。日本の審判は、これが国際基準だからと言っていましたが、今回のアメリカの判定は、それが正しくない証拠となりました。
「妨害が無くても被害馬が加害馬に勝てない」ということが、なぜ審判に分かるのか。とても届きそうにない馬が、最後の直線で鋭く伸びて差し切ったり、完全に逃げ切ったと思った馬が、最後の直線で脚が無くなって後続に差されたり、レースはゴールするまで何があるか分かりません。そんなレース結果を、審判がなぜ判断できるのか。これが私が以前から疑問に思っていたことです。
今回の被害馬は、まだ正式な着順は分からないのですが、15、16着になったそうです。日本なら、この馬は被害を受けなくてもマキシムセキュリティには勝てないだろう。だから、降着処分は無くていいだろうという判定になると思います。私はこの判定には反対です。例え先着できないとしても、公正なレースを乱すような行為にはしっかり降着または失格処分を下すべきだと思います。
今回の私の意見をまとめます。
1.審判にレースの結果を推測することはとても難しい。逆によほど明らかな場合以外は、審判はレースの結果を推測してはならない。
2.被害がなくとも、被害馬が加害馬に先着できないことが推測されても、公正なレースを乱すようなプレーには降着または失格処分をするべきだ。
JRAは早急にレースの判定基準の見直したほうが良いと思います。上記の内容はJRAへメールで伝えました。


