日本ダービー（ヴェロックス、ダノンキングリー）

◆ヴェロックス
■皐月賞、２着：７番枠。先団の後、６番手で追走。４角で先団に取り付き、最後の直線に入って抜け出す。外から上がってきたサートゥルナーリアが馬体を合わせる。よく食い下がったが、ゴール直前差された。アタマ差。（＋４．５）

■若葉Ｓ（Ｌ）１着：３番手で追走して、最後の直線で抜け出す。スローペースでもハイペースでも折り合う。騎手の指示に従順で反応も速い。（＋３）

■若駒Ｓ（Ｌ）１着：４番手で追走。最後の直線で抜け出す。（＋３）

★現在の優勝指数：９３．３

サートゥルナーリアのみが騒がれるが、この馬もかなり高い実力がある。ただ、皐月賞のように４角で射程圏に入れられると苦しい。展開の助けがないと勝つのは難しいだろう。ヴェロックスが先団の後を追走して、サートゥルナーリアはそれを２，３馬身後方で見ながら追走する。ヴェロックスが動いたらいつでも動けるようにスタンバイ。レーン騎手は今ごろ、ダービー出走馬のレース映像を見まくっているだろうね。

◆ダノンキングリー
■皐月賞、３着：４番手で先行。最後の直線で内を突いて鋭く伸びた。終始内を走って脚を溜めたことがゴール前の伸びにつながった。また、直線の入り口で内がうまく開いたのは運が良かった。（＋３．５）

■共同通信杯、１着：３番手で追走。最後の直線でアドマイヤマーズを差した。（＋４）

■ひいらぎ賞（５００万下）１着：（＋２）

★現在の優勝指数：９２．２

この馬もかなりの実力を持っていると思う。ただ、皐月賞は展開に恵まれた感じがあり、それでも勝てなかったのだから、上位２頭には少し劣ると思う。