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2019/06/03 10:28
安田記念、結果・回顧
■前日予想
◎14. アーモンドアイ、3着
○15. ダノンプレミアム、16着
▲4. サングレーザー、5着
★8. ステルヴィオ、8着
△2. アエロリット、2着
△5. インディチャンプ、1着
補欠
10. フィアーノロマーノ、14着
馬券:ハズレ
アーモンドアイとダノンプレミアムは発馬直後に大きな不利を受けました。大外16番のロジクライが大きく内に寄れて、進路が狭くなってしまいました。国枝調教師は「スタートがすべてだな。あり得ることだとは思っていたけど、ただでさえ外枠は不利なのに、もっと不利になってしまった」と語りました。
大外枠の馬は少しでもいい位置が取りたいために、早く内に寄りたいのです。ロジクライは、騎手のその気持ちが伝わって、発馬2歩目で大きく内に寄れました。ビッグレースなので、騎手はもっと注意して騎乗して欲しいものです。
これで武豊騎手は1日間の騎乗停止になりました。しかし、多くの有力馬が被害を受けた割には軽い処分で済んだと思います。ルメールの6日間の騎乗停止に比べると、かなり軽いと思います。最低4日間の騎乗停止が妥当だと思いました。
この軽い処分の理由は、この斜行は騎手の過失は少なく、馬の性行が悪い事が大きな原因とみているようです。なぜなら、ロジクライ号は、発進不良〔内側に逃避〕により、発走調教再審査の処分が下されています。つまり、今回は馬の性行が悪かったのだ。騎手は仕方ないという見方です。これには違和感を感じます。もし、若手騎手だったら、このような見方をしたでしょうか。武豊騎手のオーラは、裁決委員にも影響を与えたようです。
アーモンドアイとダノンプレミアムはもともと外枠で不利なので、優勝確率を−2したのですが、この被害は−15ぐらいだと思います。アーモンドアイはスタートダッシュが遅れ、位置取りが悪くなり、最後の直線で込み合った所を通り、それでも1着とはタイム差なしのクビ+ハナ差の3着に来たのだから、強いです。「武豊、やってくれたな」。
ダノンプレミアムは最も大きな被害を受けたと言える。ロジクライに前をカットされてつまずいた。最後方に置かれ、最下位でゴールした。その後、川田騎手が下馬して馬の状態を確認した。幸い、検査の結果は「異状なし」だった。中内田調教師は「出遅れではなく、ゲートで(他馬に)邪魔をされて、(他馬に)当たる形になって、それがすべてです」と語った。
もちろん勝ったインディチャンプは強い馬だが、有力馬が大きな被害を受けた幸運も大きかった。武豊が後輩の福永のアシストをした形となった。
■優勝指数:結果
14. アーモンドアイ、114.7(3着)
15. ダノンプレミアム、106.1
4. サングレーザー、101.3(5着)
8. ステルヴィオ、99.7
2. アエロリット、97.9(2着)
5. インディチャンプ、97.0(1着)
6. グァンチャーレ、94.5(4着)
10. フィアーノロマーノ、93.8
3. サクラアンプルール、93.8
7. モズアスコット、91.7
13. ペルシアンナイト、91.1
1. ケイアイノーテック、90.0
16. ロジクライ、89.6
9. スマートオーディン、84.9
11. エントシャイデン、82.5
12. ロードクエスト、80.8


