新潟記念：回顧

１番人気のレイエンダは、レイデオロの弟で、前走エプソムＣを勝ったことで人気になりましたが、４〜６番手で先行したのですが、後半に伸びを欠いて、１０着に沈んでしまいました。

前走は、スローペースを先行して、鋭い上りで押し切りました。今回は、新潟にしては前半が速く、それについて行ったために、後半スタミナが切れてしまったのだと思います。

カヴァルは後方を追走して、追い込みに賭けましたが、伸びずに１１着。アクートも後方を追走して、最下位に沈みました。どちらも苦い重賞初挑戦となりました。

勝ったのは菊花賞３着、万葉Ｓ２着、ダイヤモンドＳ１着、天皇賞（春）５着の実績を誇るユーキャンスマイルでした。改めて考えると、勝って当然という実績です。ただ、２０００ｍは少し短いと思われていたのだと思います。

２着は、アパパネの次男のジナンボーでした。この馬も父がディープインパクトで、良血です。新馬を勝った後、１年４か月のブランクがあって、レースキャリアがまだ７戦です。素質が開花した感じです。今後の活躍が期待できます。

２番人気と６番人気と８番人気の決着。大荒れはしませんでしたが、なかなか難しいレースでした。