菊花賞：ワールドプレミア

◆5.ワールドプレミア
■神戸新聞杯３着
後方を追走して最後の直線で追い込んだ。１０００ｍ通過が６３．４秒で、スローペース。残り６００ｍで一気にペースが上がって、レース上りが３２．３秒。上位馬の上りは、１着サートゥルナーリアが３２．３秒、２着ヴェロックスが３２．５秒、３着ワールドプレミアムが３２．３秒。位置取りの差が着順の差になった。

クラシック好走馬が相手だから３着でも悲観することは無い。ただ、まだ強豪馬との対戦がこの１戦のみで、キャリア不足が懸念される。このレースは上位２頭を全く相手にせず、自分の走りをしたが、勝つためには、強い馬をマークしたり、強い馬にマークされたり、そんなプレッシャーの掛け合いに勝たなければならない。この馬にはそれが不足している。

スローペースを後方で折り合ったのだから、３０００ｍは問題ないだろう。最近の菊花賞はスローペースから上りの競馬になることが多いので、この馬の末脚は強力な武器となる。問題は位置取りだろう。ヴェロックスをマークすると思うので、中団の後を追走することとなるだろう。そして、残り６００ｍから仕掛けて、最後の直線で伸びてくる。

近走の評価：５（Ｃ）１０段階評価
キャリア補正：２