オールカマー：近走の評価（ウインマリリン、ガイアフォース）

ウインマリリン：2
３走前に香港ヴァーズを勝っている。３角過ぎに最後方に下がって、そこから４角で大外をまくって、ゴール前で前をまとめて差し切った。脚を溜めるとゴール前であんなに伸びるのかと驚いた。

その後、ドバイに遠征してシーマクラシックに出走したが、10頭中6着だった。香港からドバイへ転戦したのか、一度帰国したのかは分からない。二度の海外遠征で疲れたのか、イクイノックスのペースに惑わされたのか、凡走の原因はよく分からない。

前走の札幌記念は、3番手で先行して、最後の直線で手ごたえがなくなってしまった。前半飛ばし過ぎた。2021年に日経賞とオールカマーを勝っているので、中山コースは有利。ただ、よほどうまく乗らないと、鋭い末脚は引き出せないと思う。スタートが良いので好位置は取れるが、そのまま行ってしまうと、最後の直線でばててしまう。

ガイアフォース：4
ここ2戦は1600ｍを走ったが、それまでは主に2000ｍ以上を走って来た。今回2200ｍを走る。1600ｍでは、マイラーズＣ2着、安田記念4着と好走してきた。マイルの方が適性が高いのではないか。2200ｍを走らせるのは、天皇賞秋を走らせたいのだろうか。それともマイルＣＳを目標にするのだろうか。陣営のねらいが分かりずらい。

中山2200ｍは、去年セントライト記念を勝っているので、有利だと思うが、馬の方が距離の変更に戸惑わないだろうか。