海外遠征

オルフェーヴルが凱旋門賞を目標にするそうですが、海外遠征についてひとこと。
海外遠征をすると、長い移動と慣れない環境で大きな疲労を伴います。
往復の移動と現地滞在、検疫などで、少なくとも３ヶ月、長いときは半年ぐらいは日本のレースに出走できません。
もし、海外遠征をしなければ、その間に日本のＧ１を３つぐらい使えます。
つまり海外の超一流レースのために、日本のＧ１を３つぐらい犠牲にするのです。
下手をするとヴィクトワールピサのように引退が１?２年早まることもあります。
馬主、調教師にとって金銭的には海外遠征はリスクが大きいのです。
そんな意味で私は国内戦に専念する馬を批判する気にはなれません。