天皇賞秋：近走の評価（マスカレード、ミュージアム、メイショウ）

近走の評価（3点満点、加点時に5点満点に修正）
7. マスカレードボール：3.0
共同通信杯1着、皐月賞3着、ダービー2着
春のクラシックで好成績を上げたが、秋は菊花賞ではなく、天皇賞秋を選択した。ダービーは17番枠だったが中団の良い位置が取れて、最後の直線で素晴らしい伸びを見せた。しかし、クロワデュノールを交わすことができなかった。勝つためにはもっと前につけるか、仕掛けを早くするべきだった。相手をマークすることより、自分の走りに徹したのだろう。
ダービーを見る限り、世代トップクラスであるのは間違いない。問題は古馬との力関係だ。そのためには夏の間にどれぐらい成長したかを見極める必要がある。ダービーから直行なので、調教の様子で判断するしかない。今のところ、成長ボーナス（＋３）をする。騎手は坂井からルメールに乗り替わる。

9. ミュージアムマイル：2.7
皐月賞1着、ダービー6着、セントライト記念1着
ダービーはマスカレードボールの1、２馬身後方につけて、最後の直線の追い出しもだいたい同じ。ゴールではマスカレードボールに0.6秒遅れた。この差は決定的ですね。
秋はセントライト記念を使って危なげなく勝ち切った。やっぱり、東京コースより中山コースの方が合っているのか。今回はマスカレードボールより前に位置取るのではないか。騎手は戸崎からCデムーロに乗り替わり。

13. メイショウタバル：2.9
日経新春杯11着、ドバイターフ5着、宝塚記念1着
宝塚記念以外に、毎日杯と神戸新聞杯を勝っている。この3勝はすべてやや重〜重。今度はマークがきつくなると思う。