ジャパンＣ回顧

ジャパンＣのパトロールビデオを見ました。あれは完全にセーフだと思います。

オルフェーヴルが逃げるビートブラックに馬体を合わせに行くために左に寄れてきたためにジェンティルドンナの進路がなくなりかけました。しかし、１頭分のスペースがまだ開いていたので、そこに突っ込んで行っただけです。

しかし、その時勢い余ってオルフェーヴルを必要以上に押しのけてしまったのです。オルフェーヴルがだらしないともいえます。逆にジェンティルドンナの勢いを感じました。満員電車で１人分の隙間を狙って座ろうとした中堅サラリーマンが横から来た若いＯＬに押しのけられたという感じです。

また、オルフェーヴルに余力がなかったとも言えます。そして池添騎手の力量不足を感じました。前をカットするのは危険ですが、このように合せ馬のときの接触はある程度仕方ないと思います。問題になった接触の後、逆にオルフェーヴルがジェンティルドンナに寄りかかるように寄れています。

ＪＲＡの裁定も少し重いように感じました。岩田騎手の２日間の騎乗停止は重すぎるようです。警告または過怠金でいいと思いました。ＪＲＡ出身の騎手に対しての過保護を感じました。