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2014/04/09 02:22
ハープスター
■チューリップ賞、1着
■阪神JF、2着
■新潟2歳S、1着
■新馬、1着
単勝1倍台の馬に乗る騎手の気持ちを想像してみた。やはり期待に応えたい、間違えてはいけないという気持ちが強いのではないか。今回は川田騎手がその気持ちを味わうだろう。
阪神JFでは4コーナー手前から横に馬がいたために無理に外へ出さず内を突いたが、あそこは少しブレーキがかかっても、外に馬を誘導するべきだった。阪神外回りの直線は473mあるので、直線の入り口からなら十分加速できる。ハープスターは加速距離を取ってやればゴール前のスピードはすさまじいものになる。
川田騎手は、迷ったら内を突くタイプだ。外から他馬にかぶせられた時、無理に外に出すタイプではない。だからチューリップ賞ではスタート後に外に斜行して、自分の外に他馬を置かないようにした。最後の直線でもハープスターを大外に出した。残り200mで早くも先頭に立ってしまったので、そこからは本気では走っていないだろう。
阪神JFは600m34.2、1000m58.4で平均ペース。隊列が非常に伸びて、川田騎手は、さすがに最後方追走では届かないと思って、後ろから5頭目あたりを追走している。4コーナーで内を突いたのも外を回したら届かないと思ったのだろう。もちろん並の馬なら届かないだろう。騎手とは本当に難しい仕事だ。
チューリップ賞は600m35.3、1000m59.4のスローペースで、先行馬有利の流れだ。それでも後ろから2番手を追走して、メンバーが弱いせいもあるが、楽々と先行勢を差し切っている。
さて、桜花賞の話。ある程度は流れると思う。できれば後ろから5〜6番手の外。外からかぶせられないように4コーナーを回ってスムーズに外に出せればほぼ勝てるだろう。ただ、言うのは簡単で、やるのは難しい。それができるかどうか。ドバイのジャスタウェイではないが、直線入り口で多少ごちゃついても、残り400mで外に出せれば問題なし。