参考レース■皐月賞

１着、イスラボニータ
２番枠から好スタートを切って、中団前を追走。４コーナー手前から進出して、最後の直線で先に抜け出したトゥザワールドに並びかけると、そこからさらに伸びて振り切った。レースがうまく、勝負所で器用に動ける。追い比べの根性は強力だ。
２着、トゥザワールド
１７番枠だったので、スタート後、押して前のポジションを取りに行き、３番手で先行。本来ならもう少し後ろで追走したいところだが、枠番を考えると仕方ないところ。最後の直線でも、イスラボニータには遅れたが最後までしっかり伸びていた。
３着、ウインフルブルーム
４着、ワンアンドオンリー
スタート後に最後方に下がって追走。残り７００ｍから仕掛けて外を回って上がっていく。ゴール前猛然と追い込んだが４着まで。ロングスパートをかけて、最後まで衰えない脚は、東京コースでは有利だろう。同じように最後方追走、最後の直線で外から追い込めば、上位に来る可能性は高い。
７着、ベルキャニオン
１１着、トーセンスターダム
１４着、スズカデヴィアス
１７着、タガノグランパ

外枠勢が内に切れ込んで先行したために、１０００ｍ１：００．２の速い平均ペース。８番手の好位置を進んだイスラボニータが勝って、３番手で先行したトゥザワールドが２着、逃げたウインフルブルームが３着という力のある先行勢有利のペースだった。それを後方から追い込んだワンアンドオンリーは４着までだったが、その末脚の鋭さを十分見せつけた。