採算オッズについて

採算オッズとは、優勝確率の逆数です。例えば、優勝確率が２０％の場合、採算オッズは、１÷０．２＝５で、５倍になります。つまり、優勝する確率が２０％あるので、オッズが５倍以上つけば、採算が取れるということです。逆に５倍未満だと、リスクの割にリターンが少ないので、当たっても採算が取れないということです。

昨日の京成杯ＡＨのクラレントと、セントウルＳのハクサンムーンのオッズを見てみます。
馬名、採算オッズ、実際のオッズ
クラレント、４．８倍、４．９倍
ハクサンムーン、３．８倍、２．５倍

クラレントは、実際のオッズが採算オッズを上回る４．９倍でした。つまり、優勝する確率に比べて、人気がありませんでした。こんな時は、馬券上手は単勝をごっそり買います。私は馬券が下手なので、安全策を取って馬連にしてしまいました。

一方、ハクサンムーンは実際のオッズが採算オッズを下回る２．５倍でした。これは優勝する確率以上に人気があることを意味します。つまり、的中しても配当が少ない、採算が取れないオッズであると言えます。ただ、２着以内に来る確率は高いので、馬連・ワイド・３連複の軸としては最適です。

是非、皆様、採算オッズと実際のオッズを見て、うまい馬券の買い方を考えて下さい。