5967件のひとこと日記があります。
2014/10/16 20:19
9文字の字数制限で変な名前になっちゃった馬
◆オウケンブルースリ
ご存じ2008年の菊花賞馬。3歳4月の未勝利戦でデビュー。3戦目で未勝利を勝つと、500万下、1000万下を連勝して、神戸新聞杯でディープスカイの3着と好走して菊花賞の出走権を得た。ディープスカイが菊花賞を回避して天皇賞秋にまわると、1番人気に支持されて、人気に応えて優勝した。
おそらく馬主がブルース・リーが好きで、冠名の「オウケン」に「ブルースリー」を付けたかったのだろう。(ちなみにブルース・リーは香港のアクション映画のスターです。)しかし、「オウケンブルースリー」だと10文字になってしまうので、最後の「ー」を取らなければならなったのだと思う。
その後は翌年のジャパンCで、4コーナー17番手から直線で猛然と追い込んでウオッカの2着になった。その差2〜3cmの僅差だった。
◆カツラノハイセイコ
ご存知の方は少ないと思いますが、1979年のダービー馬です。父は、その名が示す通り、第1次競馬ブームをもたらしたハイセイコーです。ハイセイコーは1972年に大井でデビューして6連勝した後、中央に移籍し、翌年、弥生賞、スプリングS、皐月賞、NHK杯と4連勝して、ダービーに出走し、1番人気に支持されましたが、3着に敗れてしまいました。その悔しさを息子のカツラノハイセイコが晴らしたということです。「カツラノハイセイコ―」だと10文字になってしまうので、最後の「ー」を取ったのでしょう。