マイルＣＳ、検討1（トーセンラー、グランプリボス、ミッキーアイル）

◆トーセンラー
☆基礎：１８％
☆近走：京都大賞典３着・安田記念１４着・京都記念２着：＋２％

去年のマイルＳＣは後方１５番手追走、４コーナーを１４番手で回って、最後の直線だけで前をまとめて差し切った。京都記念は中団追走から最後の直線で外に出して追い込んだが、デスペラードを交わせなかった。安田記念は不良馬場で８番人気。１６番枠だったのでスタートから前に出して５番手で先行する。最後の直線で外に出すが、残り２００ｍで完全に脚が無くなった。京都大賞典は休養明けで、中団の内のいい位置が取れたが、４コーナー手前の勝負所でうまく動けず、４コーナー入り口では先行馬に差をつけられてしまい、３着まで追い込むのがやっとだった。
安田記念は不良馬場の外枠１６番からの先行策で、最悪のレース展開だったので度外視してよい。その他は中団または後方追走で最後に鋭い末脚を繰り出しているので、良いレースができている。好調は続いているとみてよいと思う。得意の京都コースで好走が期待できる。

◆グランプリボス
☆基礎：１０％
☆近走：スプリンターズＳ４着・安田記念２着・マイルＣＳ９着：＋３％

去年のマイルＣＳは中団追走で最後の直線でもそのまま。安田記念は中団追走から最後の直線で鋭くい追い込んだ。スプリンターズＳは４か月の休み明け。１４番枠から４番手につけて先行。最後の直線でも鋭く伸びた。
成績にむらがあるので軸にしずらい。京都コースは特に不利ではない。

◆ミッキーアイル
☆基礎：１０％
☆近走：スワンＳ１着・安田記念１６着・ＮＨＫマイルＣ１着：＋４％
☆キャリア補正：＋２％

ＮＨＫマイルＣは逃げ切り。スワンＳは５か月休養明け。スタートしてからしばらくハナに立てなかったが、５００ｍぐらいでハナに立つ。最後の直線の入り口で後続を引き離し、そのまましのぎ切った。
スタートダッシュはそれほど速くないが、二の足を使ってハナを切る。途中どこかで息を入れるので、最後の直線での粘りにつながっているようだ。スワンＳを見る限り、夏を越えてかなり成長しているようだ。古馬とも十分互角以上に戦えると思う。３歳馬でキャリアが少ないので、キャリア補正（＋２％）しました。