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2014/11/27 10:14
ジャパンC、検討2(ジャスタウェイ、ハープスター)
◆ジャスタウェイ
☆基礎17%
☆近走:凱旋門賞8着・安田記念1着・ドバイDF1着:+6%
☆海外遠征帰り:−3%
去年の天皇賞・秋でブレイクしてから、中山記念、ドバイDF、安田記念と4連勝。しかし、安田記念の不良馬場で激走したのが計画を狂わせた。疲れを取るための休養が長引き、前哨戦を使わないで凱旋門賞に直行した。凱旋門賞では位置取りの不利が大きく、8着まで追い込むのが精一杯だった。今度は人馬ともに慣れ親しんだ日本でのレースだ。本来の力を発揮して欲しい。2400mは最適ではないが、こなせると思う。
◆ハープスター
☆基礎13%
☆近走:凱旋門賞6着・札幌記念1着・オークス2着:+4%
☆キャリア補正:+2%
☆海外遠征帰り:−3%
札幌記念では早めに動いてゴールドシップを完封。凱旋門賞でも絶望的な位置から最後の直線だけで6着まで追い込んだ。イスラボニータと同じようにすでに古馬とも互角以上に戦える力がある。ただ、脚の使いどころが難しく、調教師や騎手に位置取り・コース取り・仕掛け所に迷いがあるようだ。今回のメンバーを見ると、ジェンティルドンナをマークするのが基本だと思う。馬込を恐れず、なお且つリラックスさせるような神騎乗を期待したい。
【蛇足】
凱旋門賞の映像を見るたびに感じるのだが、日本馬はレースに参加していなかった。ジャスタウェイは終始馬群の後方の内を走って、外にも出せず、内にも隙が無く、何もしないうちにレースが終わってしまった。ハープスターは、最後方を追走して、最後の直線で信じられないような伸びを見せたが、絶望的な位置取りで、6着まで追い込んだのは馬の能力の高さを証明しただけだった。もし、トレブの3,4馬身後方の位置にいれば、軽く差し切っていただろう。もちろん理想的な位置をとるには騎手の相当な技術が必要だし、ライバルの厳しいマークや妨害を受けるのだが、それを乗り越えない限り栄冠はつかめない。馬だけではなく日本人騎手のさらなる精進が必要だろう。