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2015/02/06 18:20
JRA競馬学校、少数教育(その1)
現在、JRAの競馬では、地方競馬から移籍した騎手や短期免許を取った海外競馬所属の騎手が活躍しています。JRA競馬学校出身騎手はその活躍に押され気味です。そこで、JRA競馬学校について少し調べてみました。
◆少数教育
JRA競馬学校は毎年生徒を募集していますが、騎手課程と厩務員課程があって、騎手課程は15名以内の生徒を募集して、実際には10名ほどが合格しています。合格倍率は30倍と言われていますので、およそ300名ほどが受験するのでしょう。
合格倍率30倍というと、高い倍率で、とても難しい試験といえます。しかし、視点を変えると、入学の際に多くの素質ある生徒を切り捨てているとも言えます。つまり、まだほとんど騎手の経験が無い受験生を見てその素質を見極めるのは難しいことです。不合格になった生徒の中に将来JRAを担う天才騎手になる卵がいたかもしれません。
このような狭き門を突破した10名ほどの生徒に担任1人、教官2人がついて乗馬の基礎から指導していきます。現在、JRA競馬学校が批判の対象とされていますが、たった10人の中から天才騎手を育てろというのはいかにも酷な要求です。天才とは、100人に1人、いや1000人に1人、いや1万人に1人出るか出ないかです。
入学者を10名に絞って、その中から天才を育てるというのは無理な話です。天才は育てるものではなく、生まれるものです。入学者をもっと増やして、生徒同士が切磋琢磨して、天才が自然と生まれる環境が理想でしょう。
しかし、現実はそんなに簡単なものではありません。今後、もっと現実的な視点で考察していきたいと思います。
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ホワイトヤンキーさん
ら~福さん、ファイト!、ありがとうございます。
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ら~福さんがファイト!と言っています。
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ホワイトヤンキーさん
エイシンソヨギーさん、こんばんは。
フォロー、ありがとうございます。
今回はコメントして頂きまして、とてもうれしいです。
今後、JRAは強い馬作りだけではなく、優秀な騎手作りにも取り組まなくてはいけませんね。 -
エイシンソヨギーさん
こんばんは、コメントするのは初めてかもですがフォロワーです。
全く同じ意見を8年前にJRAに意見として投書しました。
が、何も返事はありませんでした。
そうです、イタリアとか他のプロの様に受け入れは易く、なってからが大変という制度にしないといつまで経っても逸材なんて見つからないです。運動能力に長ける濱中でさえ、逸材とは呼ばれてはいませんし。

