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2015/02/16 00:46
採算オッズ
採算オッズとは、その馬が優勝する確率から言って、それ以上の確率があれば採算が取れるというオッズです。優勝する確率が高い馬の採算オッズは低く、優勝する確率が低い馬は高い採算オッズがつきます。京都記念で説明します。
馬名、優勝確率、採算オッズ
1.キズナ、36%、2.8
2.ハープスター、36%、2.8
3.ラブリーデイ、20%、5.0
4.トウシンモンステラ、8%、12.5
キズナの採算オッズは2.8倍です。つまり、実際のオッズが2.8倍以上あれば、キズナの単勝は買いであるということです。しかし、実際のオッズは2.3倍なので、リスクの割にリターンが少ないので、買うべきではないということになります。ただ、2.8倍と2.3倍ですから、買えないこともありません。
一方、ハープスターの場合は採算オッズが2.8倍に対して、実際のオッズが1.8倍です。これは優勝する確率に比べてリターンが少なすぎます。明らかに危険な人気馬となります。このような馬の単勝は買うべきではありません。
ラブリーデイは採算オッズが5.0倍です。つまり実際のオッズが5.0倍以上つけば買いであるということです。実際のオッズは8.5倍なので、ラブリーデイの単勝は買っておくべきだったといことです。これは完全なサインだったのですが、私はまさかキズナとハープスターが両方とも負けるとは思えなかったので買いませんでした。
同じようにトウシンモンステラも採算オッズが12.5倍なのに、実際のオッズが22.6倍なので買いであるといえます。しかし、ハープスターの斜行に妨害されて6着になってしまいました。このように実際のオッズが採算オッズを上回っているからと言って、必ず的中するということではありません。
もう1つ言えることは、実際のオッズが採算オッズを上回っている馬が複数いる場合は、優勝確率が上位の馬を買えということです。つまり、ラブリーデイとトウシンモンステラだったら、ラブリーデイを買えということです。
今回は自分で作った優勝確率と採算オッズが信じられなかったということです。私は最近、複勝にはまっていて、今回の正解はキズナの複勝とラブリーデイの複勝だったということです。しかし、本命はハープスターにしてしまいました。きっとそのせいで何か違和感を感じたのか、予想だけにして馬券を買うのをやめました。
京都記念はG1馬が2頭出て盛り上がりましたが、私は本番前の叩き台だろうと思って、いまいち盛り上がりませんでした。やはり各馬が目一杯の仕上げで出てくるレースが良いですね。その点でG1は盛り上がりますね。G1は各馬が目標として目一杯に仕上げて来ます。
来週はフェブラリーSを予想します。さすがにこのレースをたたき台にする馬はいないでしょう。各馬が最高の仕上げで出てくると思います。さらにホッコータルマエがドバイ遠征に備えて出走しません。混戦模様で予想の仕甲斐があります。


