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2011/11/16 20:58
赤松賞の結果分析
先週のレースで目に付いたのが、日曜東京の赤松賞。
逃げ粘るトランドネージュを、
内トーセンベニザクラ、外パストフォリアが抜き去ったレースですが、
このレース、その後の10RノベンバーS、12Rの1000万と比較すると、
レベルの高い一戦ではないかと思います。
9R 赤松賞 1600m 1.34.5 トーセンベニザクラ 上3F:33.2
12.6 - 10.9 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 11.0 - 11.5 - 12.0
35.3-47.5 47.0-34.5
10R ノベンバーS 1800m 1.47.6 ムーンリットレイク 上3F:33.6
13.1 - 11.2 - 11.7 - 12.5 - 12.5 - 12.6 - 11.1 - 11.0 - 11.9
36.0-48.5 46.6-34.0
12R 1000万 1600m 1.34.3 アーバンウィナー 上3F:34.6
12.8 - 11.3 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.0 - 11.4 - 12.4
36.0-47.9 46.4-34.8
まず目に付くのは、逃げたトランドネージュのペース。
テン3F?4Fは、あとの2つのレースよりも早い。
次に中盤12.2-12.5と、
タメを作ってから直線急加速の形は、ノベンバーSと同様ながら、
赤松賞、12.5→11.0
ノベンバーS 12.6→11.1
と、加速の度合いはむしろ上回っているのが目に付きます。
こうした緩ラップから急加速するパターンは、
後々のクラシックで頻発するパターンでもあるので、今回の経験は価値がありそうですね。
2歳戦なので、その後はさすがにラップが持続せず、失速していく形ですが、
それでも、最終的な走破時計は12Rの1.34.3とは0.2秒差の1.34.5。
単純に、古馬1000万の馬とレースをしても、
現時点で上位争いをする力がある裏付けとなると同時に、
特にトーセンベニザクラは荒れたインを通って伸びている点を考えると、
かなり強い内容ではないかと思います。
勝ったトーセンベニザクラはもちろん、同タイム2着のパストフォリア、
このペースを作って0.3秒差の3着に踏ん張ったトランドネージュも今後注目しておきたいところです。
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