朝日杯のラップ傾向

過去5年のレースラップを振り返ってみました。

勝ち馬・タイム・番手・上がり３Ｆを入れたものがこちら。

06　ドリームジャーニー　1.34.4　　15-14-12　34.0
12.6 - 11.0 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 11.1 - 12.2
34.9-46.8　47.1-35.5

07　ゴスホークケン　1.33.5　1-1-1　35.2
12.3 - 11.1 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 12.0
34.7-46.3　47.2-35.2

08　セイウンワンダー　1.35.1　7-9-9　35.0
12.2 - 10.8 - 11.3 - 12.0 - 12.5 - 12.6 - 11.7 - 12.0
34.3-46.3　48.5-36.3

09　ローズキングダム　1.34.0　7-9-8　34.7
12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 11.6
34.2-46.1　47.9-35.6

10　グランプリボス　1.33.9　8-10-7　34.5
12.2 - 11.0 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0
34.7-46.6　47.3-35.3



そこからラップデータだけを抜き出しました。
06　12.6 - 11.0 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 11.1 - 12.2
07　12.3 - 11.1 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 12.0
08　12.2 - 10.8 - 11.3 - 12.0 - 12.5 - 12.6 - 11.7 - 12.0
09　12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 11.6
10　12.2 - 11.0 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0


細かく見ると、
09年のローズキングダムの年だけが、ラストで失速しないラップですね。

06年のドリームジャーニーの年のラスト３Ｆの形は、12.2→11.1→12.2 と一瞬だけ急加速している点が興味深いです。中盤緩みなく来て、残り400ｍでさらにピッチが上がる厳しい展開ながら、2着ローレルゲレイロ、3着オースミダイドウは前での粘り込みは立派。


などなど、色々目に付くところはあるものの、
前半４Ｆまでは、毎年ほぼ同じくらいのラップで、
ラストまでの後半４Ｆの形が、年によって若干違うという感じです。
といっても、08年の 12.5-12.6 のように露骨に緩む年は珍しく、基本は緩んでも12秒前半くらいとみていいでしょう。


最後にこの5年のラップ平均から、おおよその想定タイムと想定ラップを出してみました。
良馬場であれば、だいたいこんな感じになるかと思います。

想定勝ち時計　1.34.2
想定ラップ　12.3-10.9-11.4-11.9-12.1-12.1-11.5-12.0
　　　　　　　　34.6-46.5　　47.7-35.6

このイメージに合う馬を今年の出走馬から探すことにします。