東西金杯（中山は手抜きです）

添付はＪＲＡかのＨＰら頂いた京都のコース図と京都金杯の自作ラップ表です。


このレースのラップ特徴を簡単に解説しときますと、
スタートからフラットな直線部分が続くので、テンは割と早め、
そして、３角前から上り坂に入る部分で12.0前後にラップが落ち、
下り坂の勢いで加速しながら直線へ突入して、ゴールまで雪崩れ込む。
そんな形のレースです。
最後に坂はないのですが、スパートポイントが早めになるので、
ラスト１Ｆは失速しながら惰性で駆け抜ける感じになります。

また、開幕週Ａコースということもあり、
インを通る先行馬に有利に働くトラックバイアスも見逃せません。

では、京都金杯の最終結論です。
◎ 10 サダムパテック
○ 4 マイネルラクリマ
▲ 9 ショウリュウムーン

△ 7 ダノンシャーク
△ 16 アスカトップレディ
注　5 アスカクリチャン




◎サダムパテックは
こないだ取り上げたハイレベル戦の鳴尾記念組の3着馬。
鳴尾記念のラップバランスは、
12.6 - 11.1 - 11.4 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.0 - 12.2

中盤１Ｆ分多目ではありますが、京都金杯で見られるレースラップに似ており、
スムーズな対応が期待出来そうです。


○マイネルラクリマは、
これもまた優秀な平均ラップ戦キャピタルＳの3着馬です。
このレースは、ＪＣ前日に行われたのですが、明らかな内伸び馬場で、
直線でインに各馬が殺到し、この馬はそのあおりを受けてスムーズな追い出しが出来ず、
一旦外に出して態勢を立て直すロスがありました。

あれがなければ、突き抜けていたか、悪くてもガルボを捕らえて2着で、
私の渾身のアプリコットフィズとの馬連1点勝負も的中でした・・
まあ、私の当時の馬券はこの際どうでもいいのですが（汗）、

レースラップを御覧いただきましょう。、
12.6 - 10.9 - 11.3 - 11.8 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 11.9

テン12.6→10.9と来て、そこからは終いまで全て11秒台。
こういうレースは価値が高いです。
既に、このレースで4着同着だったコスモセンサーとエアラフォンが、
次のファイナルＳで1着と3着に来ており、
また、8着のスマートステージがディセンバーＳで7番人気で2着と、
ハイレベルレースの片鱗を見せ始めています。
マイネルラクリマにも当然期待が高まります。


▲ショウリュウムーンは
夏のハイレベルレース、クイーンＳ組の一頭。
詳細は省きますが、気になる方は、
クイーンＳの出走馬のその後の戦績をじっくりと御覧下さい。
このレース以後、馬券になってる馬多数輩出のドル箱レースです。

ショウリュウムーン自身の話に戻すと、
京都牝馬Ｓでこのコースで勝っていることからも適性は十分で、
位置取りが後方になり過ぎなければ、差し込み可能と見ています。


この３頭が最有力で、以下は少し見劣りする気もしますが、
△ダノンシャークは、
前走逆瀬川Ｓがドスローの先行押し切りで、評価としては微妙ながら、
前々走の清水Ｓは、秋華賞週（前有利な馬場）のイーブンラップ戦を
大外強襲で追い込んで来ている点はポイント高しです。
ただし、前述の３頭とは、レースレベルに差があるので、人気過剰気味なら、切って妙味とも思います。


△アスカトップレディは
この馬もまたクイーンＳ組。
前走愛知杯は崩れたものの、前々走ユートピアＳがまずまずの評価です。
切れ味でやや劣る面があるので、インで巧く立ち回れれば見せ場を作れそうですが、
大外枠に入ってしまったのが微妙な所です。

注アスカクリチャンは、
前走Ｇホイップトロフィーが、中盤緩んだ流れからインで我慢して渋太く抜け出しハナ差勝ち。
今回のメンバーに入ると、ラップ面での強調点はさほどないものの、
アスカトップレディとは逆に、好枠を引いたので、
開幕週のトラックバイアスを味方に付けての激走は一考の余地ありです。


長くなりましたので、
中山金杯の方は詳細は書きませんが、こんな感じの結論です。
◎ 5 アドマイヤコスモス
○ 11 ダイワファルコン
▲ 15 ネオサクセス
△ 6 コスモファントム
△ 8 エーシンジーライン
穴 10 イケドラゴン


うまく当たれば幸いですね。
皆様の最終結論も楽しみです。