シンザン記念のポイント

添付は、上がシンザン記念のラップ表、下が京都金杯のラップ表です。

急いで作ったとこで、実はまだそんなに詳細には見れてないです（苦笑）

昨年はラップバランスが崩壊してますが、
シゲルソウサイが飛ばして行って、シャイニーホークが絡んでの展開で、
レッドデイヴィスが捕らえたのが残り200ｍの手前ぐらい。
この時期の3歳だと、テン３Ｆで35秒くらいで行って、
さらに下り坂で加速していったら、残り２Ｆ目で踏ん張りが効かんようになる。
そういう例ですね。
ちなみにレッドデイヴィスは、道中５?６馬身離れた3番手くらいにいました。


そういう例外的なラップもありますが、基本的な例年の流れでは、
金杯と比べると、仕掛けのポイントがゆっくり目なことは分かります。
まだ古馬に比べると、使える脚が分かってない部分もあるし、
慎重にならざるを得ないんでしょうね。

とりあえず、
上り坂で抑えて、下り坂に入っても我慢しながら、
直線近くまで脚を温存するスタイルになりがちといったところでしょうか。


両レースの全体タイムと、前後半３Ｆの比較も出してみました。

シンザン記念
06　1.34.4　 35.6 - 34.7
07　1.35.1　 35.6 - 34.9
08　1.35.4　 34.1 - 37.0
09　1.35.3　 35.1 - 35.9
10　1.34.3　 35.1 - 34.9
11　1.34.0　 35.1 - 35.2
Ave 1.34.8　 35.1 - 35.4　中盤24.3

金杯
06　1.34.0　 35.1 - 34.9
07　1.33.9　 35.2 - 34.9　※稍重
08　1.33.6　 35.3 - 34.6
09　1.32.9　 34.5 - 35.0
10　1.34.1　 34.2 - 35.9
11　1.33.4　 35.4 - 34.6
12　1.32.9　 33.8 - 35.3
Ave 1.33.5　 34.8 - 35.2　中盤23.5

昨日行われた2012年金杯は、テンの３Ｆが近年最速のペースですね。
マイネルラクリマはかなり強い競馬です。
まあ、今はそれはいいんですが（笑）

Ave（平均値）を見ると、全体の時計はかなり金杯の方が早いんですが、
テンの３Ｆも上がりの３Ｆも、シンザン記念も金杯もあまり大きな違いはありません。
ここだけ見ると、イーブンラップに近い感じです。

では、何が違うかというと、
そう、中盤です。
古馬戦と3歳の若駒戦での違いは、中盤で息を入れるか入れないか。

前述した内容を裏付けるデータになりますね。


中盤で脚を温存しつつ・・ということは、
当然ながら早い上がりの末脚を持つ馬に有利になります。

あんまり後ろでは厳しいかもしれませんが、
テン３Ｆ平均35秒くらいなので、
５?８馬身くらい後ろの追走（前半36秒?37秒くらい）、
上がりで33秒後半?34秒前半くらいで走れれば、レース上がりが35秒くらいなので、
まあ何とかなりそうです。

勿論、前に付けて、早い上がりを使った前歴のある馬がいれば、
それが最優先での狙いにすべきですけどね。
具体的にどの馬がどんな感じかの経歴かは、まだ見れてませんが、
狙いのポイントはこんなとこかと思います。