219件のひとこと日記があります。
2012/03/29 20:56
大阪杯の考察
先日はグチグチ話にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
いろいろ思うところはあれども、理想と予想は別物。
今日は気持ちを切り替えて、大阪杯の予想話をしましょう。
一応例年のラップ傾向も添付しましたが、
今年はスローバランスになる公算が高いと思いますので、
それを念頭に置いて考えたいところです。
阪神の芝2000mは、
まず上り坂、さらに3F目で半径の小さなコーナーに入るので、テンは早くなりにくく、
コーナーを回りきったあとの中盤は平坦部分を進むため、ここは一定のペース、
つなぎ目が擬似直線のコーナーからの終盤は、後ろ3F目と2F目で加速、
ラストは坂の影響を受けて失速するというのが基本的なパターン。
分かり易く言えば、
テン緩め、中盤持続、終いは小加速→失速というバランスですね。
今年の場合は、冒頭で述べた通り、
積極的な逃げ先行タイプが少ないのでスローの公算が高く、
恐らくテンの部分と、中盤の部分で緩みが生じ、
ラストは明確な加速点が現れることが予想されます。
具体的には、
最初のコーナー部分で大きな緩みが生じた2007年のようなバランスか、
中盤で露骨な緩みが入った2009年の形のミックスになりそうかというところ。
こうしたバランスで好走出来そうな馬をラッパー視点で考えました。
・・といいたいところですが、
考えるまでもなく登録馬をみた段階から、私の結論は既に出ています。
ラップバランスで言えば、文句無しにトーセンジョーダンです。
基本的にこの馬はスタミナを要する持久戦にひじょうに強いタイプですが、
上がり勝負でも崩れにくいラップ対応幅の広い馬。
昨年の札幌記念のラップ
12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.6 - 11.9 - 11.3 - 11.5
見たまんまの緩みが入っての上がり勝負です。
こうしたラップに対応する一方で、
御存知、消耗戦になった天皇賞でも後方から差し込み。
そして動き出しの早くなったJCの後半6Fラップ
12.5 - 11.9 - 11.2 - 11.0 - 11.5 - 12.0
これを先行して勝ち負けにまで持ってきました。
休み明けで陣営のコメントが慎重なのは気になる所ですが、
札幌記念のラップのラスト部分を、坂での失速バランスに置き換えれば、
今回のレースにかなり近いバランスになると思われ、
ラップ面での適合性がもっとも高い馬だと考えています。
さらに、フェデラリストも勿論有力。
中山記念はシルポートの飛ばしたハイラップ→消耗バランスながら、
後ろの一団は2.5秒〜3.0秒くらい離れた位置の追走で、実質スローからの上がり勝負。
この馬だけ飛び抜けていたのは誰の目にも明らか。
前々走の中山金杯の後半5F
11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.5
連続で11秒台が並ぶ厳しいラップにも対応しており、
地力強化は著しいですね。
人気は間違いないでしょうが、ラップバランスでもこの2頭は有力と見ます。
他では、
アーネストリーがやはり展開利を生かすケースが濃厚・・
と、ありきたりの話になってきてますね。
まあ無理に穴馬を探す必要もないのですが、
ちょっと面白いかもと思ってるのがダンツホウテイ。
12.6 - 10.8 - 11.4 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.7 - 11.2 - 12.1
このラップは、持続する流れから加速点が明確に現れるもので
小倉大賞典のときにも挙げた昨年の大阪城Sのラップです。
実は昨年の鳴尾記念のラップと見比べても遜色無しの優秀な物。
12.6 - 11.1 - 11.4 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.0 - 12.2
そして前走の中日新聞杯(2着)が、このラップ。
12.9 - 11.3 - 12.9 - 12.8 - 12.7 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.1
基本的に早い上がりにならない持続ラップ戦が得意な馬ながら、
緩みの入る流れからの後傾ラップにも対応。
地味ながらいいレースをしています。
私の最終予想では、「穴」印辺りがつきそうです(笑)
他の馬についても、お話することは多々ありますが、
文字数の制限もありますので、序列なども含めて最終予想に回し、
今日はこの辺にしときたいと思います。
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カスパロフさんがいいね!と言っています。
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シリウスさん
不確定要素が多くて、何とも判断しにくいですね。
いま、ダービー卿の日記を上げたんですが、
馬券的にはこっちの方が面白いかも知れません。
ま、どちらのレースも最終的にどう買うか、悩みどころですが、
今週もお互いの的中を喜びたいもんですね(^^) -
シリウスさん
こんばんは。
最近の中距離重賞は実力馬がコロコロ負けていますので、
今回の大阪杯もちょっと難しくなりました。
実力馬は休み明け、上り馬は長距離輸送初めてと、
不安要素一杯です。
しかも土曜日雨予報ですので、僕は今回大阪杯の最終予想は
日記に書かないと思います。
馬券も当日の馬場状態や馬体重、パドックを見て、
最終判断するつもりです。
まあお気に入り馬のジョーダンとフェデラリスト2頭で
優勝を競り合ってくれれば一番いいんですけど。(^^) -
バガボンドさん
仰るようにジョーダンは切れ味では分が悪い面がありますね。
ま、それでも基本能力の高さである程度の結果は出しますが、
ブエナビスタやオルフェーヴルのような鬼脚とは性質が違いますから、
それに見合った戦法で勝負する姿勢が見たいですね。
今回は叩き台でしょうが、
それでも地力で捻じ伏せるような競馬が出来るか注目です。
umaumachaさん
先日も書いたようにアーネストリーの動きがやはり重要なポイントですね。
展開利は間違いなくあるので、私は馬券から外すつもりはありません。
ダンツホウテイは多少無理矢理の感じの挙げ方ですが、
面白いのは面白いと思います(^^;) -
マサキンさん
再度のお越し、ありがとうございます。
最近は穴ばかり挙げてますが、今回は人気サイド有力の見立てです。
ただこれで本当にいいのかという気持ちはありますので、
最終予想までにもう少し分析を続けるつもりです。
オマスグミさん
はじめまして(^^ゞ
ローズキングダムやアーネストリーは終わったなんて言われてるんですか?
地力は十分な馬たちですので、
私はきっかけ一つで走っても不思議無しと思います。
ずみおさん
ダービー卿は一応途中まで書いてまして、今晩上げるつもりです(^^;)
私も、大阪杯が堅目の予想なので、
ダービー卿とダブルチャレンジにしようかと思い出してます。 -
皆様ありがとうございます。
tin-(ma)-tinさん
ジョーダンの自在性は魅力です。
天皇賞は付いていかなかった(いけなかった)のが幸いしたともいえますが、基本、先行して粘りこむ形が一番持ち味を出せる馬だと思います。
今回は池江師の歯切れの悪いコメントからも明らかに叩き台でしょうが、
改めて地力が問われるところですね。
仁川っこさん
はじめまして(^^ゞ
いいね&フォローもして頂いてありがとうございます。
シ−キングさん、車体ファームさん
いつもありがとうございます(^^ゞ -
車体ファームさんがいいね!と言っています。
-
おはようございます(^-^)
やはり人気2頭は強そうですね(⌒‐⌒)
僕も基本この2頭しか考えられません。
アーネストリーは流れた方がいいんでしょうが、
ペースは遅くなりそうですよね(・・;)
でも、てっちゃんの強気な走りを見たいもんです(^-^)
ダンツホウテイはおもしろそうな一頭ですねぇ(^^)d
穴馬に入れたいと思います(^o^) -
バガボンドさん
アンガスさん、こんばんは!
ジョーダンの昨秋の天皇賞とJCでは一気の素質開花でしたが
締めくくりの有馬記念では私には消極的なレース振りに映り
JCの強気な運びとのギャップを少々残念に思いました
府中と中山との差なのか何なのかはわかりませんが
あのスローペースの切れ勝負では分が悪かったはずで
自分でレースをつくれるジョーダンには不本意なレースでした
前哨戦とはいえスローになりそうなここでどんな走りをするか
本当に注目ですね! -
ずみおさん
アンガス・マクガイバーさん、こんばんは。
堅いレースになりそうだったので、今週はダービー卿にしようと思ってます!
ダービー卿のラップ情報もいただきたいなあ、と思ってますよぉ!