219件のひとこと日記があります。
2012/03/30 20:21
ダービー卿CTの考察
今日はもう一つの重賞、ダービー卿CTについての話です。
このレースの舞台は、
これまで何度か話題に挙げたこともある中山のマイル戦。
最初の1Fは上り坂+コーナーで遅め、
2F目からは下り坂、3角は少し角度を変えるだけで回れる形状。
最初のコーナーを回ったら。あとは実質4角まで直線部分が続くようなもので、
物理的にスピードが出やすく緩急差の少ないレースになりやすいコースです。
ラップバランスでは、
2F目以降はラストまで11秒台のラップが延々と並ぶ持続戦。
ラストの急坂部分でも11秒台のレースラップというのが特徴です。
そうした点を踏まえると、このレースで狙うべきタイプは、
ある程度のスピードで速めのラップを追走しながら、
直線でも渋太く頑張るような馬が理想的。
タメが入りにくい流れなので、急加速の上がり勝負に強いタイプは不向きです。
以前からお読み頂いてる方には、もうお気付きの方もおられるかと思いますが、
この文章、言ってることは東京新聞杯の時とほぼ同じです(^^;)
あのときはこんな書き方してました。
「速いラップを追走しながら、さらにそこから速い上がりを出せる馬。
分かりやすくいえば、緩急差の少ないラップ構成で好走してる先行タイプが狙い」
そして、あのときに挙げた馬が今回もいますね(^^;)
ま、当然、今回も狙いな訳ですが、
ガルボが経験しているこの2つのレースのラップ、適合性はバッチリです。
東京新聞杯 1.32.8 35.1 - 34.2
12.5 - 11.0 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.1 - 11.3 - 11.8
ニューイヤーS 1.32.4 34.1 - 35.5
12.4 - 10.9 - 10.8 - 11.1 - 11.7 - 11.9 - 11.7 - 11.9
ガルボ以外では、
まずアプリコットフィズ。
昨秋の京成杯AHで復調を示してから、
富士S、キャピタルSとハイレベルのレースで活躍。
特にキャピタルSのラップ。
12.6 - 10.9 - 11.3 - 11.8 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 11.9
2F目に10秒台が入ってる上に、ラストまでびっしり11秒台の連続ラップ。
ガルボ、マイネルラクリマ、エアラフォン、コスモセンサーらを封じての勝利。
この馬、フェアリーSで2着、秋華賞で3着など、
昔から厳しいレースで適性を見せていた点からすれば当然ともいえる結果ですね。
前走の中山牝馬Sは休み明けの上に、
緩んでからの上がり勝負だったのが災いしたと考えれば、今回は良さげです。
さらに・・と思って、
ダイワファルコン、ミッキードリーム、テイエムオオタカなど、
他の馬の経験ラップを見てましたが、どうにもしっくり来る感じがありません。
この3頭は積極的に狙いから外すとは言いませんが、
ピンポイントでこのレースに適合するというのではなくて、
これまでのレースパフォーマンスから見える能力を評価しての話です。
ラップの観点からという意味では、次に挙げるのはタガノエルシコ。
ポテンシャルは高いものの中々勝ち上がれず、
私も随分歯がゆい思いをしてきましたが、
ついにこの日記でトップガン産駒を取り上げる日が来て嬉しいです。
ま、そうした心情は置いといて、
好走している昨年の2つのレースのラップから、
今現在の重賞でも好走する下地は見えてます。
2011 ストークS エアラフォン 1.33.2 35.1 - 34.5
12.6 - 10.7 - 11.8 - 11.7 - 11.9 - 11.3 - 10.8 - 12.4
2011 大原S アドマイヤコスモス 1.56.8 35.7 - 35.0
12.7 - 10.8 - 12.2 - 12.0 - 11.1 - 11.5 - 11.5 - 11.9 - 11.2 - 11.9
ストークSではスタート後に挟まれる不利があって道中はほぼ最後方。
前で残ったエアラフォン、エーシンリターンズに、
大外回しからあと一歩の所まで詰めてクビ+クビ差の3着。
このときの単複勝負は燃えました・・
大原Sでは、今は亡きアドマイヤコスモスの圧巻のレコードの陰で、
この馬も厳しい後半6Fを先行して0.2差の3着。
この2つのレースは1600万の条件戦とはいえ、
下手なOPよりも遥かにハイレベルのレースで、
ここで好走している能力は、今回十分な脅威になり得ると見て、
もっとも警戒したい一頭として挙げておきます。
多士済々で、挙げなかった馬にも怖いのはいますので、
まだまだ考察の余地ありですが、今日の所はこの辺にしておきたいと思います。
-
ヒロさん
◎ - ▲でお見事な的中ですね。
おめでとうございます(^^)
配当も結構いい感じですし、素晴らしい予想だと思います。
こうしたコースの詳細分析は結構見逃されがちですが、
やはり重要ですね。
私はオセアニアボス抜けました。
夏目先生の◎だったから抑えようか迷ったんですけどね〜 -
ひろみっちゃんさん
(続きです。)
この様なイメージ+アンガスさんの分析に調教のラップを重ねてみた私の予想ですが、
◎ ガルボ
(先行して好位を取れれば最初のコーナーでのロスが少なく行けると思う。あとは馬場適性のみ)
○ アプリコットフィズ
(富士Sの様な位置取が出来れば行けると思う。ただ55kgの克服がカギ)
▲ オセアニアボス
(個人的に阪急杯が終了時点で次走は無条件で狙いたいと思った馬。又、今回は逃げ先行が揃った
為、思い切って3角捲りみたいな事が出来れば・・・)
△1 ベルシャザール
(初のマイル戦だが、調教内容と馬場の適正が気になる。)
△2 ダイワファルコン
(私の中では、今回もっとも危険な人気馬。マイルの成績で複勝圏100%で人気みたいだが、時計無し
重での勝ち無しでは不安が先。)
大穴リーチザクラウン
(調教の時計がわからないから強気にはなれないけど、忘れた頃の大逃げがあるかも?)
以上、長 -
ひろみっちゃんさん
アンガスさん、こんばんはです。
例年荒れるダービー卿ですが、今回アンガスさんの考察からおぼろげながら
以下の様なイメージが沸きました。
スタートしてから、2〜3F目にラップが落ちる又は差が無いままに進む。
これって中山1600mのコース形態によるものだと思うんです。中山1600mはスタートしてから
400m弱の上りの直線で結構追っ付けますよね。その後に鋭角のコーナーなんです。
(この部分が中山1600mで4〜6枠有利の理由かも・・・。インではスピードが乗せ切れない
又は一手おくれるし外ではコースロスが避けられない)
ここで、ある程度の減速していると思うんです。
でもコーナーを廻ると今度は下りながらゆるい3コーナーまで加速出来る為ラップ的には
持続したタフな流れに見えてくる気がするんです。
そして最終コーナーで捲りぎみに上がって直線叩き合い。
(切れそうなので、一旦中段します。) -
ドラドラさん
どこからでも入れそうなこの手のレースは、
人それぞれで同じ予想にはなりにくいと思いますから、
見れば見るほど迷いが生じそうですね。
エルシコでよろしこです(^^;)
umaumachaさん
しっかりと最終検討して悔いなき予想で頑張りましょう。
私もそろそろ最終予想を書きますね。
カピバラさん
大原Sは昔から出世レースですが、昨年も良いメンバーでした。
リーチザクラウンは悩む一頭です。
一年に一回だけ、このくらいの時期に好走して、
あとサッパリのパターンが定着してきた感もありますので、
買うなら今回でしょうか。 -
カピバラさん
ここら辺でリーチザクラウンが真価を発揮しそうです。
大原Sの好走馬はその後も活躍していますね。 -
こんばんは(^-^)
僕もタガノエルシコは買いたい一頭でした(^^)v
これから最終の検討に入りたいと思います。
楽しみになってきました(^_^) -
ドラドラゴーゴーさん
悩ましいレースなだけに推奨馬に期待しましたが・・
タガノエルシコで更に悩みが増えました(笑)
人気は低くても、複勝確率は50%ほどの実績ですね(^^:
トップガンの子ですし、飛び込んで来たら
笑いが止まらないでしょうね(^^)
私は、いやはや困りました。乗り役の三浦君には何度も
騙されてきたので(^^;
まずはお互い当たるといいですね(^^)/ -
ずみおさん
今週はダービー卿のみで勝負なんですね。
心情も入ってるのは認めますが、
それ以上にエルシコの能力を認めたマジ狙いですから、
来たら激アツですよ〜(^^) -
みうみうさん
先週は土日重賞的中で調子上向きな、みうみうさんですから、
また今週も正解を引き当てると思ってますよ(^^)
エルシコもマークされてたとは心強いです。
お互い頑張りましょうね。
ヒロさん
中山マイルって4〜6枠が激アツなんですか?
考えてみると、内でダッシュがつかないと詰まるし、
外は距離ロスが大きいからなんでしょうね。
それから、
2010年のショウワモダンの3連単は凄いですね。
どんなに好走しても大して人気しない馬でしたし、
その後G1まで連勝で取ってしまったのには唖然としましたが。
得意のレースで、ヒロさんがどんな予想されるのか?楽しみです(^^) -
七尺一寸さん
エルシコがついに重賞の舞台に戻ってきましたね。
本文では一番文字数使って書いてしまいましたが、
まだ全然書き足りません(笑)
トップガン産駒に関しては、
七尺一寸さんの方が遥かに詳しく見られてますので、
私などが講釈ぶるなんて、おこがましい話ですが、
昨年戦ったストロングリターンやハートビートソング、エアラフォン、
アドマイヤコスモスなどは、後に重賞で馬券になってる馬たちですし、
こうした面々と差の無い競馬が出来ているので、
自身の能力を巧く引き出せれば、ここでもチャンスはあると思います。
まずは五分のスタートをしっかりと切ってくれること。
そこが最大のポイントになりそうですね。
決して簡単な馬ではないと思いますが、
三浦皇成がどのくらい御せるかで、
彼の今の技量を見れるような気もします。
さらに
今回は人気もないから馬券もメチャメチャ熱そうです(笑)