競輪
219件のひとこと日記があります。
2012/05/30 20:01
安田記念の考察
今日は安田記念の考察です。
まずはラップ表を見ましょう。
テンの部分で、ここ３年では10秒台が２つ。
中盤のコーナー部分でも11秒台半ばくらいで相対的に早いラップ。
そこからラスト部分で加速が入るものの、さすがにその度合いは小さく、
最後は失速していく形でフィニッシュ。
秋のマイルＣＳでは、中盤の上り坂で緩み、
下り坂からのロングスパートで切れ+持続の要素が要求されるのに対し、
安田記念では、
テン・中盤が早く上がりが掛かる消耗戦の傾向が強く、
序盤・中盤で緩みのほとんどないタフな流れを追走するスピードと、
ラストは如何に失速を抑えて乗り切るかというスタミナも求められます。
さらに
斤量が牡馬58キロ、牝馬56キロの仕様である点も注意が必要。
（斤量58キロ設定のＧ１は春秋の天皇賞と安田記念、宝塚記念の４つだけ）
重い斤量を背負いながらの時計の早いハイラップ消耗戦。
これが安田記念の正体と言えます。
という訳で、今回狙うべきは
スローからの上がり勝負で切れ味を武器にしていたタイプよりも、
タフな流れでの好走経験を持ち、重い斤量でも音を上げないパワー兼備のタイプ。
ラップバランスの適合性を考えると、
当然、昨年のこのレースが一番手に挙がります。
で、勝ち馬リアルインパクトですが、
問題はこの２つ。
�〜袷�マイラーズカップは殿負けの18着。
��斤量面が昨年の５４キロから５８キロに変わる点。
マイラーズカップは、
シルポート 1.33.2 34.3 - 23.2 - 35.7
12.1 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 11.3 - 11.2 - 11.8 - 12.7
終いが大失速しすぎではありますが、
中盤23秒前半から、後半にかけて失速していく形は、
今回とリンクしないこともない。
リアルインパクトは、
レース後の騎手コメントで、京都の坂は良くないとありましたが、
同コースの昨年のマイルＣＳは0.4差４着。
以前に書いたように、この馬の本質は切れよりも持久力で、
百歩譲ってホントにコース不得手だったとしても、
ラップバランスは向いてるので、もっと走れてもと思います。
今回、東京コースでの変わり身を見込む手もありますが、
人気もする馬なので、バッサリ斬るのもありかも知れませんね。
私は、余裕があれば抑えるくらいの感じかなと思います。
次に京王杯の評価。
サダムパテック 1.20.1 34.2 - 34.2
12.2 - 10.6 - 11.4 - 11.7 - 11.3 - 11.3 - 11.6
前後半イーブンのバランスで、時計も及第点。
今年は外差しが決まる馬場で、インの馬は止まりました。
映像を見るとサダムパテックは最後流す余裕でフィニッシュ。
但し、サダム５６キロに対しストロングリターンは５７キロ。
ちなみに昨年の京王杯のラップは
ストロングリターン 1.20.2 35.0 - 33.8
12.4 - 11.0 - 11.6 - 11.4 - 11.0 - 11.2 - 11.6
テン遅め→上がりの早い後傾ラップ。
昨年はトラックバイアスもイン有利で、ほぼシルポートの逃げ切りの流れで、
ストロングリターンは前が壁になって追い出しが遅れながらも、
最後はギリ差しを決めました。斤量は５７キロ。
両者の比較では、
ストロングリターンの方が優位と考えるのが自然です。
もう文字数が足りませんので、あとはサラッと。
アパパネ → ヴィクトリアＭよりもラップ構成は合いそうで要注意。
マルセリーナ → 前走イン差しで活路。消耗戦でのバランスでもいけるので注意。
グランプリボス → 良化の兆し。出遅れなければチャンスはありそう。
ダノンシャーク → タイムで見劣る上に、小柄な馬で斤量増はキツイ。
ローズキングダム → スロー上がりに強い馬で、流れそのものが不向き。
ペルーサ → 昨秋の天皇賞のペースにも対応。ここは狙い目か。
ガルボ → 冬馬かどうかはともかく、ラップタイム的には問題無し。
コスモセンサー → ガルボとほぼ同様の見立てで、問題は無し。
難解な一戦ですが、
中心はストロングリターンで良いと考えてます。
あとの取捨は、吟味を重ねていきたい所ですね。
- ハイラップ
- パワー
- バラン
- リアルインパクト
- シルポート
- サダムパテック
- ストロングリターン
- アパパネ
- マルセリーナ
- グランプリボス
- ダノンシャーク
- ローズキングダム
- ペルーサ
- ガルボ
- コスモセンサー
-
マクガイバーさん
落ち武者さん
ペルーサですね。
昨秋のシルポートペースを体験してるのは大きいですね。
お陰でマイルの流れでも脚は使えそうな予測は成り立つと思います。
あとは馬場が外差しになるかどうかです(^^)
YASU7さん
冬馬かどうかは置いといて、
２頭ともタイム的な問題はなくＧ１でも対応可能だと思いますよ。
私も穴で検討中です。2012/06/02 16:16
-
YASU7さん
いつも拝見させて頂いてます＾＾
ガルボ、コスモセンサーあたりを考えているのですが・・・。
マクガイバーさんの予想また見に来ます！2012/06/01 10:47
-
YASU7さんがいいね！と言っています。
2012/06/01 10:45
-
落ち武者さん
今週もデータいただきました♪
海外馬は置いといて、今んとこペルーサがよさそうです♪今んとこ、、、
また覗かせていただきます♪2012/05/31 22:26
-
マクガイバーさん
Ｔｉｎｋｅｒさん
「１ｋｇ２馬身」は今でも・・というか、
私のタイム補正では普通の考え方ですよ（笑）
そうですか、昨年は見事にアパパネの取捨で正解を引いたんですね。
私はヴィクトリアＭではブエナからの馬単で失敗し、
安田記念では、
◎ダノンヨーヨー○リディル▲アパパネ△ストロングリターン
以下、☆ジョーカプ、穴で香港の馬って感じでしたが、
全くの見当外れ・・
ちなみに昨年はウィリアムズが乗ってたんですよ、ダノンヨーヨーに(^^;)
サダムが勝てば、私の本命は一年早かったってことで（爆）
マイラー論争みたいな話は多いんですね。
真の距離適性というのは、
その距離でのスピードが極限に出る状況下でないと判断できませんし、
単純な話ではないように思います。
ニホンピロウイナー、さすがに現役時は見てませんが、
競走成績も種牡馬としても偉大な馬ですね。
娘のフラワーパークにはお世話になりっぱなしで2012/05/31 20:04
-
Ｔｉｎｋｅｒさん
１ｋｇ２馬身って言いますからね、（古い）
気になる数字です。
昨年はヴィクトリアで買って、安田で切って正解だったんですが、
今年も陣営 諦めてませんね！
むしろ良化具合が以前にくらべスローで・・・・・
闘魂注入のハードな追い切り！
まだ・・・まだ 闘志が残ってるふうに感じます！
サダムはＧ�騎佑譴覺錣任后�照準ピッタリ！！
鞍上も怖いっすよ〜！（笑）
ここで結果出すハズ！１番人気ですかね？？
マイラー論争・・・・・色んな馬の板で見かけます。
だったらどうなん？・・・・・って感じです！（笑）
私のマイラー中のマイラーは「ニホンピロウイナー」です！（古っ）2012/05/31 19:36
-
マクガイバーさん
Ｔｉｎｋｅｒさん
そうそう、結局は自分が思うようにってのが大事です(^^)
で、デュランダルですか。
また何とも判断しにくい馬を挙げてきたものですが、
基本的にスプリント寄りのスピード馬で、
脚の使い所に融通性があったので、
マイルでも対応してたのが真相かなと思うんですけど、
今となっては何とも言えません（笑）
私は一応ストロングリターン中心のつもりですけど、
Ｔｉｎｋｅｒさんはサダムパテックなんですね。
いや、ホント、見事に被りませんねえ（苦笑）
あとアパパネは・・怖いです。
・・が、ご存知でしたでしょうか？
この馬、実は５５キロ以下なら（7-1-2-2）で、
５５キロ以上は（0-0-1-5）なんです。
着差は知れてますけど、
明らかに落ちる戦績に私は目をつむれるかというと、
性格的に無理っぽいです（苦笑）2012/05/31 18:55
-
Ｔｉｎｋｅｒさん
まっ、まわりが何と言おうと自分が思うようにしてるんで、
どうでもいいんですけどね！（笑）
デュランダルなんてどうでしょう？（笑）
・・・・もういいですよね。（笑）
マクガイバーさん本命はストロングリターンですか？
なかなか私とカブりませんね〜〜〜（泣）
今回私は「サダムパテック！」・・・・・人気ですね〜。（笑）
ウィリアムズがここでＧ�犠〕�をもぎ取るとみています！
印をどうするか？ですが、「アパパネ」復活も
「あり！」
です。（笑）2012/05/31 18:14
-
マクガイバーさん
ずみおさん
外国馬は考察で触れませんでしたが、
今回の２頭、どちらも有望なのでベタ買いのつもりです（笑）
とりあえずラッキーナインの方が昨秋日本で走ってて、
私も当時から注目してましたが、
マイルくらいの距離の方が合いそうに思ってました。
能力的にグロリアスも遜色ない成績なので、
私の見解では、両方買っといた方が良いという感じですね。
印がいくつあっても足りないようなレースですが、
香港馬で２頭なので、日本馬は最大でも４頭くらいに絞りたい所です。2012/05/31 18:07
-
マクガイバーさん
Ｔｉｎｋｅｒさん
ここでマイラー論争が巻き起こるとは思いませんでした（笑）
私はこの距離のスペシャリスト的な馬がマイラーで、
その他はマイル戦で走るスピードもあるオールラウンダーで
いいんじゃないかと思います。
私のイメージでは、
トロットサンダーとか、エアジハードみたいな馬がマイラーですが、
最近はそういう考え方も狭くなってきてるのかも知れませんね。
中距離戦がスローの競馬が増えたことで、距離が長そうに思う馬でも
普通に好走したりしますしね。
ま、距離の対応幅が広いというのは、
単純に能力でカバーしてるケースもあるでしょうし、
一概には言えませんが。
一応私の持論として、
「絶対的な能力が違いすぎると、適性で優ってても勝てない」
というのがありまして、
タイキシャトルなんかは、2000ｍで一度見てみたかったですね。2012/05/31 17:57
