219件のひとこと日記があります。
2012/02/24 21:30
アーリントンカップ展望
中山記念の話は一旦脇に置いて、明日のアーリントンカップを考えてみました。
ラップ傾向を見ると、
ラスト1F、坂の部分で大失速のパターンになるのは、各年に見られるところながら、
そこに至る経緯は少し様変わりしてきています。
少し前までは、
テンの部分は飛ばし気味、
中盤のコーナー部分で速度を落としつつ持続ラップに切り替わり、
ラスト3F、直線入口から小加速→最後は失速しながらゴール。
ところが、ここ2年では傾向が変わってきたのか、
スタート後の3F目(3角手前)から12秒台に落ちるパターンが出てきました。
要するに、溜めの部分が出来るようになってきたという訳です。
2010年のコスモセンサーの年は、12.4 - 12.1 と溜めの部分は2つ。
加速に入った地点は例年より1つ早いポイントで、
しかも11.2 - 11.1 - 11.4 と3つの速い区間を刻んでいる点が秀逸。
全体時計は翌年の方が上ですが、
2011年は溜めの区間が3つあるのに、速めの区間は、11.5 - 11.2 の2つ。
ラスト1Fの失速度合いは
2010年 1.3秒
2011年 1.2秒
と、ほとんど変わりません。
テンの部分が速いというのはありますが、
どちらが道中?ゴールまでの区間で厳しいレースを強いられたかは明らかで、
レースレベル自体は2010年の方が上と見れます。
・・と、すんません。こんな話は、今は別にいいですね。
ラップ傾向から、明日のレースに関わる部分で言えば、
単純な持続戦から、やや瞬発力の要素も求められるように変容してきてますので、
持久力7割、瞬発力3割くらいの感覚で考える方が良さそうです。
で、出走馬の経験ラップを拝見したんですが、
ぶっちゃけ言いますと、ローレルブレットが勝った千両賞(今回と同コース)のラップ
12.6 - 11.4 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 12.6
勝ち時計1.34.7 前半 35.8 - 47.6 後半 47.1 - 35.4
これ、そのままアーリントンカップで通用ですわ。
てゆーか、いまこのラップ見て思い出したんですけど、
私、朝日杯でローレルブレット本命でした。
記憶力の減退というか、都合の悪いことは気持ち良く忘れるというか・・
とりあえず、今回ローレルブレットをそのまま本命にはしませんが、
無視は出来んのも確かです。
印の序列はこうします。
◎ ダローネガ
○ ブライトライン
▲ アルキメデス
△ ローレルブレット
△ オリービン
注 ダイワマッジョーレ
抑え or 切り ジャスタウェイ
本命はダローネガです。
POG馬だから・・というのは、ここでは関係ありません。
デイリー杯
12.1 - 10.9 - 11.5 - 12.7 - 12.5 - 11.4 - 12.0 - 11.8
朝日杯
12.2 - 11.0 - 11.3 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.9
この2戦はチグハグな競馬で、ラップとは真逆のレースをしてます。
デイリー杯は、スローの上がり勝負のなかで、
大出遅れから、早仕掛け大外回しで、上がりはクラレントと0.1差の脚を使い、
持久力の高さと若干の切れも披露。
朝日杯は大外枠からスタートで後手、ここも大外回しで5着。
内で溜めていた馬を差し切るほどの能力は見せられなかったものの、
それなりの力は見せました。
今回、岩田さんがどう乗るのか分かりませんが、
またスタートで後手なら上位?掲示板、
好スタートを決めて流れに乗れば、勝ち負けくらいは十分やれそうです。
他は持続性重視で、
ブライトラインを再度狙うのと、前述の適性面からローレルブレット。
アルキメデスは、
ハミ吊りを付けて折り合いに進境が見られるのどうのって記事をどこかで見ました。
元々能力は高い馬なので、こういうのは一発ありそうだと警戒して▲に抜擢。
他の3頭は印を入れましたが、全部買うと赤字になりそうです。
きさらぎ賞のレースレベルは間違いなく高いので、切るかどうか、
かなり迷うところですが、
とりあえず上がりの勝負経験しかないジャスタウェイを切ろうかと思います。
大人の事情で切るだけですので、まあ来てもビックリはしません(笑)
「ラッパーの庭」が日曜に控えてますので、
明日は、私、プチ勝負くらいで頑張ります。
皆様の御健闘もお祈りしております。