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2011/10/27 20:41
ラップ傾向から天皇賞秋を予想
08年、09年と走破タイム1.57.2が出ているが、
基本的には1.58秒台の決着が多い。
過去5年のラップの平均値
12.7-11.3-11.5-11.7-12.0-11.9-12.0-11.4-11.3-12.1
勝ちタイム平均 1.58.0
前半35.5-59.2
後半58.7-34.8 後傾0.5秒
コースの特徴から見て今年のタイムを考えると
☆1?4Fは、ごちゃつきやすいスタートから2角、コーナー向正面の部分。
3F目までは割と早く、4F目で流れが落ち着く。
ここまで、46.5秒?47.5秒くらい。
☆5?7Fは3角前の坂部分から直線を向く手前のコーナー部分。
コーナーを曲がりながらなので物理的にラップは緩む。
12.0前後が3つで36.0前後。
つまり、7F目までが、82.5秒?83.5秒くらい。 平均値を取って想定83.0秒くらい。
☆8?10F(ラスト3F)は8F→9Fで加速、9F?10Fでさらに加速。
10F目は失速or維持の1F。 35.0秒前後の上がりになる。
☆総合すると、1.58.0?1.59.0くらいの走破タイム。
勝負所となるラスト3F、つまり7F目までの位置取りと必要な上がりの目安。
先頭のラップが
83.0秒 - 35.0秒?36.0秒 →1.58.0?1.59.0 なので
?5馬身位後ろから差すなら
84.0秒 - 34.0?35.0 →1.58.0?1.59.0 34秒台の上がりが必要。
?10馬身位後ろから差すなら
85.0秒 - 33.0?34.0 →1.58.0?1.59.0 33秒台の上がりが必要。
?15馬身位後ろから差すなら
86.0秒 - 32.0?33.0 →1.58.0?1.59.0 32秒台の上がりが必要。
追走地点が後ろになればなるほど、究極の脚が必要になる。
差し切りが勝ちが可能なのは、現実的には??ぐらいが限界か。
これを踏まえての予想
◎ ?ブエナビスタ
○ ?ローズキングダム
▲ ?エイシンフラッシュ
△ ?ペルーサ
△ ?ダークシャドウ
ブエナビスタは、
現実に前年このレースで、84.1秒の追走から上がり34.1秒で楽勝している。
今年敗れたVマイル、宝塚記念は、ともに持続ラップ戦で、得意の形ではなかった。
にも関わらず、通ったコースなどを考慮すると、かなり強い競馬をしている。
昨年の有馬記念もそう。
ヴィクトワールピサに押し切られたが、1頭次元の違う競馬をして、着差はハナ。
ほぼ勝ちに等しい内容だった。
力の衰え云々はあるとしても、適性の高い今回のコースではまだ大丈夫。
ブエナを外すなら最後の有馬だろう。
ローズキングダムは、
これまで私は、スローからの上がり勝負は強いが、平均的な流れからスピードの持続力の必要なレースは向かない、と思っていた。
しかし、宝塚記念では、アーネストリーから2馬身ちょっとの所を追走して、最後はブエナの鬼脚に差されたものの、見せ場たっぷりの4着だった。
これは地力強化の証。
前走の京都大賞典も59kgで、3番手から前を捕らえ、後ろを封じる完璧な競馬。
叩き2走目の上積みと斤量1キロ減で逆転の一番手はこの馬。
といいますか、人気の面で考えると、ブエナよりも、一番買いたいのはこっちの方。
エイシンフラッシュは、
ローズとは逆に、宝塚記念の内容はちょっと評価を落としたい。
理由は、4角から直線のコース取り。
この馬、インでかなりショートカットして、他が外で動いたところでは脚を溜めてる。
アンカツの絶妙の騎乗とも言えますが、
このレースに関しては、ローズの4着の方が強い内容だと思う。
だから、評価はローズの次。
アーネストリーは、外枠を引いたこと関係なしに、ここでは消し予定でした。
単純な持続ラップ戦ならともかく、
ある程度のスピードを保持しつつ、ラストはキレも要求される今回は不向きなレース。
昨年3着なのには敬意は表しつつも、狙いは有馬記念ということで。