孟徳ファーム日記?“反攻”

急遽牧場拡張に強引に乗り出した孟徳…

周りの誰にも相談なく勝手に始めたものだった。

シャナ“あんた何考えているのよ”

ソウガ“おい孟徳訳を話してもらおうか”

曹“……”
暫らく沈黙を保っていたがゆっくり語り掛けた。

曹“最近…順風満帆に思えたチーム孟徳も暗礁に乗り上げた…”
“勝ち頭と思えたメリヒムは結果が伴わず喘いでいる…”
“シュドナイに関してはまだ先が見えない…”
“そして俺が持ち続けていた野望…『自家生産馬を作る事』”

“事を成すには今だと思った”

孟徳は熱く語り終えた。

ソウガ“そうかお前の気持ちは分かったここはお前の牧場だから俺達がどうこう言う事はない”

シャナ“でもその前に一言言ってくれれば”

ヴィル“軽視禁物であります”

曹“実の所お前達に任せきりにしていた俺も悪いのは分かっているここは大屶を振るって革新しよう”
“まずシュドナイにも走らせる事にした”

シャナ“まだシュドナイは完成してないわ”

曹“それでも構わない”

ソウガ“そりゃどういう…”

曹“実務経験を元に成長を促す作戦に出てみようかと思う”

ヴィル“なるほど一理あると思われます”

曹“そしてメリヒムは過度の期待を捨て、着実に行かせるそして桐山は消せ”

ソウガ“おぉ遂に言ったなその一言”

シャナ“では桐山拉致ってくるね”


数分後…

顔は腫れぼったくなった桐山が連れてこられた

曹“桐山貴様に温情かけたが貴様の所業許しがたし”
“貴様は2度と使わぬ消え失せるがいい”

桐山“そ、そんな Chanceコレート”

ヴィル“…お前はいつの時代の人間でありますか”

シャナ“ではヤネはどうするの”

曹“話に聞くと他の騎手の方が有力なのがいるらしいから暫らくは手探りになるが落ち着く迄は主戦は無しで”

ソウガ“現状はいいとして拡張した意味は”

曹“新馬誕生だ”

シャナ・ソウガ“”

曹“今回は秘蔵っ子だアラストール出てこいや”

アラストール“天壌の劫火アラストールです先輩方宜しくお願いします”

シュドナイ“出来るな醸し出すオーラが物語っている”

メリヒム“これはウカウカしてられないなそろそろ変身しますかな”

曹“(よしこれで二頭にも火が灯った)”
“アラストールは暫らくは乗り込んでデビューになる慎重に進んでいきたい”

アラストール“御意”

?

曹“はい”
“えぇ、そうですが”
“分かりました宜しくお願いします”

シャナ“電話なんだって”

曹“メリヒムのヤネが決まった上林君だそうだ近々初乗りしてもらう”

ソウガ“これでめでたくお前はThe endだな”

桐山“Give meチョコレート??…ガフッ(絶命)”

曹“メリヒムお前自身を越えてみせろ”

メリヒム“見せてやる真の姿を”

曹“シュドナイ遅れをとるなよ”

シュドナイ“委細承知”

曹“新たに台頭していくぞー”

一同“オー(^O^)/”

曹“これにて解散刮目させてやれ”

チーム孟徳は鼓舞され活気を取り戻しつつあり、数日後結果が表れた。

シュドナイが待望の初勝利を挙げ、メリヒムも惜敗続きにピリオドを打った。

そんなある日…
連絡が入った。

おかちゃん軍団の総帥であるおかちゃんさんからだった。

総帥“こんにちはもっこり”

曹“総帥、御無沙汰しております…総帥如何されましたか”

総帥“最近活気を取り戻しているから激励する予定だったが多忙から事務的手違いでオヤジを手放してしまったんだよ”

曹“そうでしたか残念な事になりましたね”

総帥“新馬二頭になったから様子見てから再起になるよ”

曹“総帥クラシック目指して頑張ってください”

総帥“近いうちに来てくれよ”

曹“分かりました総帥の命承りました”


戦場に新たな風駆け抜ける時期が訪れ、各陣営新たな決意を秘め時が動き出していく。

孟徳ファームの賭けは成就するのだろうか…