今日は近所のカレー屋へ早めのお昼に行きま

今日は近所のカレー屋へ早めのお昼に行きました。

牛丼チェーン店のような、カウンターのお店で９割ほど席は埋まってました。



空いている席に座りビーフカレーを注文。

先に座っていた右隣のあんちゃんは既に注文を終え、スマホをいじってました。

左隣にもサラリーマンが座り、カツカレー（スープ付）を注文しました。



先に私のビーフカレーが来ました。

後からきた私の注文ですが、あんちゃん特に気にせず。



次に左隣のサラリーマンにカツカレー（スープ付）が来ました。

あんちゃん、おや？っとソワソワして来ました。



その後、あんちゃんにチキンカレー（スープ付）が来ました。

がしかし、スープが届いていません。



あんちゃんは後ろに張り出されているメニューを

何回も何回も確認しながらチキンカレーを食べていました。



私は先にビーフカレーを食べ終えたのですが、

あんちゃんの行く末を見守りたいために、水を飲みながら席に待機しました。



そしてあんちゃんもチキンカレーを食べ終えました。

食べ終えた後もメニューを確認し、首をコキコキかしげていました。



「ほらっ！早く言え！スープがきてないと」

私は心のなかでそうつぶやきました。



あんちゃんは、

「すみません！お勘定！」っと発しました。



カウンター先の店員（おばあちゃん）は

「はーい、ランチですね、８５０円です。」と告げました。



「ほら今だ！言え！言え！スープがきてなかったことを」

私は心の中でつぶやき、その後の展開に胸を膨らましました！！



するとあんちゃんは１０００円札を店員に渡し、

１５０円のおつりを受取りました。



あんちゃんはコキコキしきりに首をかしげながらも席を離れ、

お店を出て行きました。



「ってスープきてないって言わんのかいっ！どんだけお人好しやねん！」

私は心の中でそう叫びながらも、トラブルに発展しなかった変な安堵感を得て

お店を後にしました。



見上げると、灰色の雲たちが今にも雨を降らせようと空を覆い始めていました。