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2016/12/24 08:31
予想コラム [No.066] 12/25(日)中山10R有馬記念その1
去年の有馬記念の前日って、俺どうしてたんだ?
・・・そうだ。ママに意を決して告白するため【寝落ち】が開店する前に乗りこんで行ったんだ。それでそう、すぐに返事はなかったけど、年が明けて初詣のデート中に「ごめんなさい」を言われて撃沈したんだっけ。あんときゃ相当凹んだなぁ。ついでに有馬も外れたし。
ということで、1年前と同じ行動パターンでは絶対ロクな事が起こらないと思い、今夜は浜サンや山ちゃん達がもう来ていそうな時間に【寝落ち】に顔を出したのだ。
がしかし!もう何人かいてもいい時間にもかかわらず、去年と同じで、何と客が1人もいなかった。うっわー、よりによって今夜もかい!悪い流れだ〜。
ママ「誰からも今日不参加みたいなことは聞いてないわよ。みんなもうすぐ来るんじゃないの?フフ。」
しかし、その後も誰も来ない。1人で水割りを数杯ほど。どうしたんだ今夜は?
するとママ、徐に赤地に綺麗な水玉模様のついた紙袋を取り出した。
ママ「アベチャン、ハイ。クリスマスプレゼント!」
え?・・・ああそうか、今日は12/24。クリスマス・イヴなのか。こんなオヤジになるとそういう世事にも疎くなっちまう。
じゃあママ、有り難く頂戴するよ。中身は・・・
ママ「あ、開けるのはちょっと待って。その前にホラ、有馬の予想しなきゃね。アベチャンは勿論サトノダイヤモンドでしょ。分かってるわよ。今年アベチャンずっと、古馬はモーリス、3歳はサトノダイヤモンドに入れ込んでたもんね。あ、モーリスは3年越しだったか(笑)。ま、ともかく図星でしょ?」
そう、サトノダイヤモンド。菊花賞を圧勝したことで、春からの俺の見立てだった〈当馬が現3歳での最強馬説〉はやっぱり間違ってなかったとあらためて思う。
さてこの現3歳世代。クラシックシーズン前の段階では「素質馬が目白押しで、ここ数年内では最強の世代」というのが一般論だった。ところが夏以降、3歳馬が古馬混合戦でそれほどの成績をおさめていない状況が露呈し始め、さらに秋、3強の1角・ダービー馬マカヒキが果敢に凱旋門賞に挑戦するも全く歯が立たず、次いでこれも3強の1角・皐月賞馬ディーマジェスティがJCで惨敗するに及び、巷間では「実は現3歳世代は弱い」という評価が幅を利かせるようになってきた。まぁそれは3歳全体を押し並べれば否定はしない。
ただそれでサトノダイヤモンドの評価が下がるものではない。マカヒキの惨敗は単に、例年同様欧州馬の能力と馬場適性の方が上だっただけであり、もし仮にマカヒキの替わりにサトノダイヤモンドやキタサンブラックが凱旋門賞に出ていても結果は同じだったろう。また、ディーマジェスティの敗戦も、菊→JCという無理なローテが祟ったせいなのは間違いない。だからこれをもって「現3歳世代は(トップクラスも)大したことない」という妄想が世間の馬券購入に影響を与えるのであれば、こんな美味しいことはない。どうぞ皆さん、せいぜい武豊ブラックにどんどん流れてくださいな。わずか1ヶ月前のJCで力を出し切ったこの馬にはもうお釣りはない。
もう一度言う。サトノダイヤモンドは近年最強世代の最強馬であり、菊→有馬という理想的なローテであり、しかも軽量55kg。この馬を買わずして他に何を買うのか?