競輪
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2017/04/15 19:43
予想コラム [No.081] 4/16(日)中山11R皐月賞
先週まで満開だった桜もようやく散り始め、道路に落ちたその薄桃色の花びらが「また来年お会いしましょうね」という感じで4月の爽やかな風に舞いながら消えていく。そして桜の木の方を見れば、葉桜となった緑が眩しい。そう、季節はいよいよ初夏に向かっている。
「桜が過ぎれば青葉の季節だなぁ。〈目には青葉、山ホトトギス、初鰹〉は山口素堂だっけ？」と浜サン。
山ちゃん「知らねーよ、山口だか広島だか(笑)。でもその俳句は聞いたことあるよな〜。そうかぁ、皐月賞といえばもう中山も最終週、来週からは初夏を迎える府中なんだなぁ。」
晴美ママ「でも浜サン、初鰹の時期はもうちょっと後よ。5月じゃないかしらね。」
･･･初鰹？それはそれで美味しそうだが、今夜はそんなことはどうでもいい。先週の桜花賞は、ほぼ絶対だとまで思われていたソウルスターリングがまさかの敗戦、全国の競馬ファンに改めて〈競馬に絶対はない〉ことを知らしめたのであった。そして明日は牡馬の三冠第一弾・皐月賞。ただし〈牡馬の〉と言ったが、今回の皐月賞はファンディーナが69年ぶりに牝馬として優勝するかどうかというのが最大の焦点になっている。
浜サン「2007年にウオッカがダービーを勝って大騒ぎになったけど、あの年の3歳は牡馬がどうしょもなく弱い世代だったから例外中の例外かな〜。やっぱ牝馬がこの時期に桜花賞・オークスじゃなくて皐月賞・ダービーに出ること自体が物凄いチャレンジなんだよね。まぁ言い方を変えれば無謀。今回ファンディーナどうなんだろ。確かに凄く強い馬なんだけど、今年の牡馬が、昨年のレベル程じゃないにしても、牝馬にコロッと負けるような不甲斐ない連中だとは思えないな。」
ママ「えー？そんなことないわよ。ファンディーナの強さって超強烈じゃない？先週の桜花賞のソウルスターリングがああいう情けない結果だったからこそ言うけど、もしファンディーナが桜花賞に出てたら絶対圧勝だったと思うわ。それに今年の男共って何？これっていうのがいないじゃない(笑)。もうオスメス合わせても最強！桜花賞より堅いわ。あたしは単勝行くけど！」
ママ、男の中で紅一点頑張るファンディーナに珍しく熱い応援だ。
するとおかめちゃん「俺もママと同じで◎ファンディーナ！ただし牡馬相手だとママが言うほど力差はなくなるかな。でも出脚も早いのでキッチリ先行して抜け出せれば勝てると思うぜ。以下◯カデナ▲アウトライアーズ△スワーヴリチャード×アルアイン。」
浜サン「そうかなぁ？一見大したことなさそうな牡馬勢だけど、実際はかなりの陣容だよ。共同通信杯勝ちのスワーヴリチャード、弥生賞勝ちのカデナ、ホープフル勝ちのレイデオロ、アーリントン勝ちのペルシアンナイト、毎日杯勝ちのアルアイン、きさらぎ賞勝ちのアメリカズカップ、朝日杯勝ちのサトノアレス、若駒と若葉勝ちのアダムバローズ、スプリングS勝ちのウインブライト。しかもこいつらの殆どが今まで惨敗無しの一級素材だぜ？俺はファンディーナ、初めての強い男共相手に面食らって惨敗ってケースだと思うがな。」
山ちゃん「だね。俺も浜サンの考えが正しいと思うぜ。所詮メスはメスなんだよ！」
ママ「何よ！それって馬だけじゃなく人間の女もバカにしてんの？信じられない！」
あーあ、今度はママ怒ってしまった。
さてさて･･･遂にファンディーナを巡り2対2の構図になってしまったが･･･実は俺もファンデーナは消し。理由はまさに浜サンと同じだし、それに今週のメディアの言い方がいかにも「69年ぶりの牝馬皐月賞制覇」有りきで鼻につきすぎる。こういう時って大抵そうならないのが世の常なのだ。◎は牡馬の中から素直に最強だと思えるスワーヴリチャードで。
でもママが怖くて口に出せない。うう。
◎ �� スワーヴリチャード
○ �� アウトライアーズ
▲ �� アルアイン
△ �� カデナ
△ �� ウインブライト
単複◎、馬連◎−他の4頭、三連複5頭箱
そういえば69年前の1948年って、第二次世界大戦で日本が敗戦し、GHQが我が国をまだ占領していた時期なんだなぁ。もはや教科書にも載る日本近代史の世界じゃねーか。
- ソウルスターリング
- ファンディーナ
- ウオッカ
- カデナ
- アウトライアーズ
- スワーヴリチャード
- アルアイン
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- レイデオロ
- ペルシアンナイト
- アメリカズカップ
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- アダムバローズ
- プリン
- ウインブライト
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