競輪
366件のひとこと日記があります。
2017/06/03 19:53
予想コラム [No.088] 6/4(日)東京11R安田記念
皆さんはキヨヒダカという馬をご存じだろうか？
競馬専門紙やスポーツ新聞の競馬欄を毎週のように熟読している人はこの名前を絶対に見たことがあるはずだ。
そう、中山ダート1800mの1:48:5というコースレコードホルダー。近年中山のダート1800mはオープンクラスでも1:52〜53あたりが相場なので、タイムそのものも秀逸なのだが、それよりも特筆すべきはそのレコードを出した年。何と今から34年前の1983年(=昭和58年)なのだ！つまりそれから34年という長き間、現在に至るまでいまだにこのレコードは破られず、中山開催の時の新聞には毎日、ダート1800mのレース馬柱の端の方に彼の名前が載り続けているのである(ちなみに1997年までは中山のみならず日本レコードだった)。ところでJRAの各競馬場の各コースレコードを調べてみると、他にもいくつか昭和の時代のレコードが残っているが、それらは殆ど現在は施行されていない距離のもの。方や中山ダート1800と言ったら毎年年間130〜140は行われているお馴染みのコースだから、それを考えるとキヨヒダカのこの走破タイムがいかに不倒のものかが知れようというものである。
さてそのキヨヒダカとはどんな馬だったのか簡単に紹介しよう。1978年生まれ。1980年〜1984年まで元気に出走し、通算成績42戦10勝。デビュー当時はクラシックも期待されていて、京成杯、スプリングSそして皐月賞にも出走している。その後芝のレースとダートのレースを均等にこなし(当時は距離やコースごとの路線体系が確立されていなかった)、5歳となった前述の1983年1月6日にダート1800mでのレコードタイムを樹立。でダート特性の馬かと思うと、同年芝の重賞も何と３つも勝っているのだ。そしてその勝った重賞の１つが、G�気箸い�グレードがつく前年の、ハンデ戦だった安田記念である。
浜サン「アベチャン、今日は前置きが長かったねぇ〜。しかも、まさか安田記念の予想を語る上で、あのキヨヒダカをもってくるとはねぇ。」
山ちゃん「キヨヒダカって、言われたとおり新聞でよく見る名前だけど、イメージとしては〈昔のダートの強豪〉ってくらいで、実際どんな馬か知らなかったよ。ふーん、でも安田記念も勝ってんだぁ。」
ママ「えー、アタシも知らな〜い。34年前とか、生まれてないからぁ♪」
おかめちゃん「はいはい、まーた始まったよママの年齢詐称の鉄板ギャグが(爆笑)」
浜サン「ところでアベチャン、そのキヨヒダカの話と明日の安田記念、そうやって結びつけるの？」
そう、そこである。今回、というか実は毎年なのだが、府中の馬場も連続2開催目のこの時期になるとさすがに相当傷みが激しくなり、単なるスピード馬、瞬発力で勝負する馬では勝ちきれない力のいる馬場となっているはずなのだ。そこで明日のこのレースは、キヨヒダカのように過去ダートでもガンガンに走っていた履歴の馬を狙う。◎はレッドファルクス。過去にダートで好成績をあげていた戦績から見ても、また走法からしても、単なるスピード・瞬発系ではなくいわゆる〈パワー系短距離馬〉だということは明らか。直線、ボコボコの内側を嫌って外から追うもイマイチ伸びないイスラやエアなどを尻目に、荒れた内埒沿いをすんなり差してくるファルクスの姿が目に浮かぶようだ。
◎ �� レッドファルクス
○ �� イスラボニータ
▲ �� エアスピネル
△ �� ステファノス
△ �� アンビシャス
単複◎、馬連◎−他の4頭、三連複5頭箱
おかめちゃん「おおー、発想は違うけど印は俺もほぼ同じだよ！◎レッドファルクス◯イスラボニータ▲ロゴタイプ△エアスピネル△サトノアラジンで。こりゃぁファルクス、キヨヒダカじゃないけどレコードタイム出しちゃうんじゃね？」
- キヨヒダカ
- プリン
- グレード
- レッドファルクス
- パワー
- ルクス
- イスラボニータ
- エアスピネル
- ステファノス
- アンビシャス
- ロゴタイプ
- サトノアラジン
