競輪
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2017/07/15 19:05
予想コラム [No.094] 7/16(日)福島09R種市特別
〈種市特別〉というレース名だが、これは福島県の地名ではない。4年前にNHKの朝の連続ドラマで大ブームを巻き起こした〈あまちゃん〉の舞台となった岩手県久慈市の北、旧・種市町(現・洋野町)のことである。ところで何故福島競馬のレース名に岩手県の地名？と思われるかも知れないが、こんなのはよくある事で、例えば中山競馬のレース名は千葉地名だけでなく隣の茨城地名もあるし、東京競馬なら神奈川と埼玉もあり、中京だと岐阜や三重の地名も登場する。福島競馬は広く東北各県(青森以外)の地名を拝借しているのである。
さてその〈あまちゃん〉で有名になった、久慈や種市のある北三陸。名産品といったら当然ながら海産物であり、その中でもやっぱり一番はウニである。そう、北三陸は北海道と並び、日本国内のウニの一大収獲地なのである。ちなみに世界で生息するウニの種類約900のうち日本に生息しているウニは100種類以上といわれてるが、そのなかでも日本の市場で一般的に出回っているのは以下の5種類で、これらのウニは種類によって生息地や旬の時期が違っている。まずバフンウニ。本州から九州南端まで生息し旬は3〜4月。次にムラサキウニ。同じく本州から九州南端まで生息し旬は6〜8月。3つ目がエゾバフンウニ。東北・北海道で獲れ旬は7〜8月。4つ目はアカウニ。本州から九州までの太平洋側におり旬は9〜10月。最後がキタムラサキウニ。太平洋の広範囲に生息し旬は9〜11月。ということで北三陸に話を戻すが、ここでまさに今、夏に獲れる名産のウニはムラサキウニとエゾバフンウニということになる。
その種市では毎年この時期に〈種市ウニ祭〉というのが開催されているそうで、生ウニやウニ料理の直販はもとより、地元有志団体のアトラクション、ライブコンサート、さらにそれをラジオ中継等、なかなか盛大なイベントとなっているようだ。実は寿司ネタの中でもウニが一番好きな私あべっちも興味津々であり、機会があれば是非行ってみたいと思う。今年は7/16(日)だそうだ。･･･ん？あれ？種市特別がある日と同じ日なの？･･･
※なお調べたところ、過去5年では〈ウニ祭〉開催日と〈種市特別〉のレース日が同じ日という年はなく、今年2017が本当に偶然同日なのだ。
さてあらためて種市特別の出走メンバーを見てみる。
��マツリダバッハ。エイシンフラッシュ(ダービー、秋天のG��2勝)の半弟として一昨年堂々のデビュー勝ちを収めその後が大いに期待されたのだが、どうしたものか伸び悩んでその1勝のまま、未だに500万下で燻っている。血統的にはそんなに早熟という訳でもないので、もしかしたらその時その時の気分で走る気難しいタイプなのかも知れない。現に、忘れた頃に何回か3着に突っ込んできている。今回は鞍上を当たりの柔らかい北村宏に変え気分一新、激走が期待できるかも知れない。
◎ �� マツリダバッハ
○ �� シャリオヴァルト
▲ �� マヤノピナクル
△ �� ビートマッチ
△ �� セイウングロリアス
単複◎、馬連◎−他の4頭、三連複5頭箱
それに、〈ウニ祭〉と同日の〈種市特別〉という符合はもうマツリダバッハしかないでしょ！
- ムラサキ
- キタムラ
- アトラクション
- ライブコンサート
- ベント
- マツリダバッハ
- エイシンフラッシュ
- シャリオヴァルト
- マヤノピナクル
- ビートマッチ
- セイウングロリアス
