競輪
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2017/09/01 21:33
予想コラム [No.100] 9/3(日)またね！夏の新潟競馬 その１
今週で夏競馬も終わり。1年前のこの週も〈さようなら新潟記念〉というタイトルで、新潟市の地理的情勢と歴史を長々と書かせて貰った。で、今年もまた新潟の何かの紹介をと考えて思いついたのが、今流行のご当地B級グルメである。しかし！今はネット等でそういう情報がすぐに手に入るのだが、それを見ると何と！以下に挙げる有名どころ� 銑い蓮◆嵜軍磴和�2の故郷」を自負している俺なのに恥ずかしながら全て一回も食べたことがない。
逆にそれが不思議であり面白いので、敢えて挙げてみようと思う。
�．織譽�ツ丼
卵とじカツ丼でもなく、ソースカツ丼でもない。醤油ベースのだしにくぐらせたカツを乗せたカツ丼である。ルーツは昭和初期、今もなお古町に店舗を構える〈とんかつ太郎〉の創業者が考案したのがこれ。今では市内の多くの店でも食べられ、新潟市民の間で「カツ丼」と言えばこのタレカツ丼を指すほど普遍化し、且つ昨今のグルメブームでTVなどでも紹介されたことにより県外のファンも爆発的に増えているという。
ただ、俺は一回も食べたことがない。俺が新潟で学生生活をしていたのが昭和50年代だから、当時すでに市内ではタレカツ丼が出回っていたはずなのだが。更に言うと新潟競馬場内でも食べられる店舗があり、大学卒業後も何回も新潟競馬に行っている俺なら、その気になれば食べるチャンスはいくらでもあったはずなのだ。でもね。俺はカツ丼といえば実は卵とじ派なのだ〜。残念でした。
�▲�タリアン
ざっくり言うと、通常のソース焼きそばの上にさらに様々な具材が入ったトマトソースを上掛けしたものがイタリアンである。上掛けするソースは店によってホワイトソース、カレー、エビチリ、麻婆豆腐等のこともある。ルーツは昭和34年、古町通り八番町にあった甘味喫茶〈三日月〉の経営者が発案したものとされる。この新しいファストフードは地元で評判を呼び、昭和30年代後半には市内において普及し始めた。
これも一回も食べたことがない。上記タレカツ丼同様、学生時代にはすでに市内では出回っていたはずだし、これも昔から新潟競馬場内でも売っているのであるが。でも食べなかった理由はわかっている。何とこの40年間、巷で聞いていた「新潟イタリアン」というワードを「新潟市内で食べられるイタリア料理」だとずーっと勘違いしていたのだった！現にこの文章を書くのに「新潟、イタリアン」で検索し、初めてこういう料理だと言うことを知ったのだから。俺って、実はもぐり？
�Ｄ擦糧梢藩箸�
半身揚げ自体は日本各地にある料理だが、新潟の半身揚げはカレー味がついたタイプが主流となっている。主にこれを提供しいるのが窪田町の〈せきとり本店〉。ここは戦前より養鶏業者を営んでおり、先代が昭和34年より屋台にて、ひなどりの半身揚げを提供したところ大好評だったとのこと。そして、今では雑誌やテレビなどでも取り上げられるようになり、新潟市民の誰もが知る人気メニューとなった。表面はカリっとしてカレー風味が香ばしく、それでいて肉はしっとりと柔らかく旨味もしっかりと伝わる。また、半身をそのまま使っていることもあり、鶏のさまざまな部位の肉を食べられるので、一品の中に色々な美味しさが詰まっている･･･らしい(笑)。
当然これも俺は食べたことがない。学生時代に評判を聞いていたかもしれないが、何しろ〈せきとり本店〉のある窪田町は新潟のシモのはずれもはずれ(笑)。当時車など持っていなかった俺が行けるわけがない。
�い櫃辰歉討�
新潟県下越地方発祥とされる焼き菓子である。茶褐色で細長くやや扁平な形状をしている。熱い状態で販売され、もちもちとした食感と黒砂糖の素朴な風味を味わえる。新潟市内では昭和40年頃からこの〈ポッポ焼き〉という名で売られ始め、現在でもお祭り等の屋台や一部の子供向けの駄菓子屋等で見かけることができる。関東地方でいうと〈ベビーカステラ〉みたいな立ち位置だろうか。名前の由来は「焼き器の蒸気口に笛をつけポーポーと鳴る音で客寄せをした」とか、「焼き器の蒸気が上がる様子が蒸気機関車に似ている」等の説があり、〈蒸気パン〉とも呼ばれている。
これは食べたことがない、という確信はない。現在はともかく学生当時は、その手軽なおやつ的なイメージと購入のし易さ故に、もしかしたら何かの拍子に買って食べたことがあるかもしれない。ただ、記憶にない。申し訳ないがその程度のものだろう。
その２に続く
- タリア
- ホワイトソース
- カステラ
