競輪
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2017/10/14 19:24
予想コラム [No.104] 10/15(日)京都11R秋華賞
「30数年前の遠い記憶、かぁ。」と浜サン。
そうなのだ。人の一生を･･･最近は85年前後が平均寿命らしいが･･･少し短く見積もって70年とすると、〈30数年〉が仮に35年ならまさにその半分である。30数年。人生の約半分という長い長い時間。生まれたばかりの赤ん坊ならもう幼い子供がいるかもしれない親、中学生なら天命を知る初老の歳。人はこの世で生きるための知恵と力を、年齢を重ねるごとに身につけていくのとは反対に、その若き日々の記憶はどんどん失われていく。たった1度だけの人生で、それほどこの過ぎ去った年月はとてつもなく重い。おれの頭の中のA子との思い出ももはや色褪せ、モノトーンに近い映像の中でしかも断片的にしか思い起こすことが出来ず、知り合ったきっかけも、楽しかった日々のことも、そして別れの経緯も、すべて記憶が曖昧模糊として、その正確な史実を検証することはもはや不可能に近い。そう、遠い昔にその限られた時間を共有したA子と再び逢い、その記憶をすり合わせること以外は。
もっとも、もしそんなことをしたところで、A子自身の記憶も薄れているだろうし、何より俺の記憶は意図的に消している可能性も高いだろうが･･･。
「ねぇ、アベチャン。」と、唐突に晴美ママが口を開いた。
「そんな記憶の薄れた、それまであなたの記憶にも殆ど残っていなかったそのA子さんに、どうして突然そんなに逢いたくなったの？」
やっと口をきいてくれたママだったが、その表情からは、何とも珍しいことをする人だという奇異の目とともに、やっぱり、過去にすがる馬鹿な人ね、という軽蔑と哀れみの視線を感じてしまった。そうだよ、その通りだよママ。笑われても当然さ。人は今を生きなきゃね。･･･でもねママ。ここまで人生を重ねてきたら、たまには過去のある時点を振り返って、その時の自分がどういう人間だったのか、どんな生き様だったのか、何を考え何を拠り所にしていた自分だったのか･･･忘れていた過去をもう一度呼び起こしてみたいっていう思いも･･･これって男だけのものだろうか？
すると競馬と離れた雰囲気になってしまったと感じたのだろう、山ちゃんが業を煮やし、「そういえばアベチャン、今日の府中牝馬Sお見事だったね！岩田のクロコスミアの絶好調ぶりを見抜いてさ〜。」
浜サン「あ〜そうそう！凄かったよね！やっぱアベチャンは女の子の気持ちが･･･」
「わからない人なのよ！」
このママの一言で、またここ【寝落ち】に冷たい空気が走った。(続く)
秋華賞。オークス馬ソウルスターリングのいないこのレースはまさに混戦である。人気はNHKマイル覇者であり、前走も1800mまでは難なくこなした��アエロリット。今回初の2000mだが、京都内回りのコースでありしかも最内枠。距離適性の問題はあまりないというメディアの評価だがどうなのか。また、春の段階では上記オークス馬をも凌ぐ実力と言われていた��ファンディーナ。皐月賞の敗戦はまぁ仕方ないとしても、休養明け初戦のローズSが案外だったのはどういうことなのか。俺の結論は、�，論鎖静�にも充実し明日も大丈夫、逆に�阿話砲堀罎泙譴申佞梁慮海�トラウマとなってまだ立ち直れていないと読む。それなら現在の気配上向き�ΝЛ�あたりが入着候補だろう。女の子はG�気任癲岾福廚茲蠅蓮嶌�の気持ち」が大事だと思う。
俺は果たして女の子の気持ちが本当に理解できる男なのだろうか？
◎ �� アエロリット
○ �� メイショウオワラ
▲ �� カワキタエンカ
△ �� リスグラシュー
△ �� ディアドラ
単複◎、馬連◎−他の4頭、三連複5頭箱
- クロコスミア
- ソウルスターリング
- アエロリット
- メディア
- ファンディーナ
- メイショウオワラ
- カワキタエンカ
- リスグラシュー
- ディアドラ
