桐生のあべっちさんのひとこと日記

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2017/12/23 20:21

予想コラム [No.114] 12/24(日)中山11R有馬記念その２

　うう。わかったよ、じゃぁ有馬記念の予想に入ろう。
　今回も話題の中心はキタサンブラック。もはや現役最強となったこの馬が明日のラストランで勝てるのかどうか、そこに尽きるだろう。結論から言うと負けると思う。実は秋天の前に「この馬はもうピークを過ぎている」と論じてしまったが、結果1着。それについては弁明のしようもなく、自分の不明の致すところだったので素直に読者の皆様にはお詫びしたい。そしてまだまだこの馬はエネルギーがあったのだと感服したものだ。しかし。その後の前走JCがシュヴァルグランとレイデオロに差されて3着。この結果を皆さんはどう捉えているであろうか？展開の紛れ？それとも武の騎乗ミス？いやいや。この結果こそ、彼の枯れゆく最後の活力を出し切ったものだったことは自明の理である。2歳から始まって、平均5歳や6歳で引退する競走馬の3～4年間のキャリアの中で、ルドルフやディープのように力を発揮し続けながらGⅠを7つも勝つというのは、神に選ばれし伝説の名馬レベルの馬でしか達成できない至難の業であり、ちょくちょく惨敗があるこの馬の入り込める領域ではないと思う。ましてや今回が最終戦であり、陣営としても今後の彼の第2の人(?)生を考えれば、ギリギリの作りである訳もなく、絶対に無理させない仕上げになっているはずだ。まぁ絶対能力的に5着以内には来るだろうが頭はない。
　ではJC優勝のシュヴァルグラン？あぁ、これも無い無い。そもそもこの馬、GⅠを複数勝てるような器じゃない。これも有って2着だな。
　じゃぁ何？真っ先に挙げるとすればやはりGⅠ2勝のサトノクラウン。能力は相当あるのにJCでわざと(？)手を抜いてここ標準なのは見え見え。キタサンブラックが"ヒーロー"として扱われているこういう時に、"ヒール"的なこういう馬が勝っちゃったりするものだ。あとは夏以降からのローテをみると同様に有馬狙いと思われるヤマカツエースとシャケトラも怖い存在。本当はこの2頭のうちどちらかを本命、という爆弾予想とも思ったが、よくよく考えるとこの2頭とも優勝するイメージが全く沸いてこないのでヒモとしての穴馬で。いずれにせよ今年の有馬は大混戦だと思う。全く注目されていない牝馬(クイーンズリングとかトーセンビクトリー)や、忘れ去られた実力馬(サウンズオブアース)にもちょっとケアが必要か。
◎ ⑫ サトノクラウン
○ ① ヤマカツエース
▲ ⑦ シャケトラ
△ ③ クイーンズリング
△ ⑯ サウンズオブアース
△ ② キタサンブラック
△ ⑩ シュヴァルグラン
△ ⑤ トーセンビクトリー
単勝⑫、馬連⑫－①⑦③⑯②⑩⑤

キタサンブラック
ピーク
シュヴァルグラン
レイデオロ
サトノクラウン
ヤマカツエース
シャケトラ
クイーンズリング
トーセンビクトリー
サウンズオブアース

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