競輪
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2018/01/05 22:22
予想コラム [No.115] 1/7(日)中山11RフェアリーS
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
さて今年のはじめの競馬は、いつもならポツンとやっていた金杯デーが土曜日、引き続き日・月もあるので、結果的に３日連続開催となった。そんなわけでここ【寝落ち】も正月の気分は既に無く、いつもの場末的な臭いで充満している。
山ちゃん「みんな去年はあまり調子が良くなかったみたいだから、今年こそはガッポリと儲けようぜぇ！」
浜サン「あれ、山ちゃんだけでしょ、そんなこと言ってるのは。俺はまずまずの戦績だったけどね。」
「嘘つけよ浜サン。デカイ当たりなんて殆ど無かったじゃねーの。まずまずとかトントンとか言っている奴は大抵マイナスなんだって(笑)･･･そうそう、アベチャンなんかもっと酷かったはずだよな！」と山ちゃん。
そうだ。俺は去年は結局かなりのマイナスだったのだ。
晴美ママ「アベチャンさぁ、去年の秋に例の元カノの話をやりだしてから殆どそのことに夢中で予想に集中してなかったでしょ･･･まだ続きがあるみたいだけど、それしばらく封印したら？」
山ちゃん「あぁそれは言えてるね。ああいう切ない恋バナも、あんなに引っ張っちゃさすがに飽きるぜ。また夏頃に思い出してやってくれや(笑)」
そんなわけでA子の話はしばらくサスペンデッドとし、今年度は再びまともな？予想のコラムに戻してみたいと思う。
新年第１弾の予想は日曜のフェアリーS。明け３歳牝馬の戦いだ。毎年ながら２歳〜３歳前半のこの時期は、クラシック候補を見定めるのと共に新種牡馬の仔の戦績も気になるところだが、俺が注目している新種牡馬は何と言ってもノヴェリストだ。ドイツで大レースを勝ちまくった歴史的名馬で通算11戦9勝。2013年に引退し、社台が購入したのだ。ただ、昨今の生産界を見るとディープ、キンカメなど国内で走った名馬(昔で言うとマル父)がそのまま種牡馬としても大成功を収めており、その割合は過去の比ではなく「今さら輸入種牡馬？」という向きもあるかもしれない。さらに言うと「ドイツ？」という疑問は、ちょっと競馬をかじっている人なら感じるであろう。そう、この馬はバリバリのドイツ血統なのである。ドイツ血統とはBlandford系だ。欧州のフカフカ馬場に力のいる芝が合う、重い血なのである。ではなぜそんな現状の日本の馬場に適合しそうもない種牡馬をわざわざあの社台が購入したのか。そう、今の日本の生産界、特に繁殖牝馬がサンデー系で飽和状態になってきてしまっているのだ。歴史を紐解いてみれば、それまでのテスコボーイ(Nasrullah系)全盛時、社台は1975年敢然とノーザンテースト(Northern Dancer系)を導入し、瞬く間に王位の座を奪った。そして時は過ぎ、ノーザンテーストの子達も種牡馬としての活躍が尻つぼみになってきたと見るや、1990年に今度はサンデーサイレンス(Royal Charger系)を連れてきたのである。その後の同馬やその仔たちの競走成績・種牡馬成績は周知の通りであるが、よく見て欲しい。ノーザンテーストの時代が15年、次のサンデーサイレンスの時代がもう20年以上続いている。日本の生産界はそろそろ別の血を入れなければならない時期にさしかかっているのだ。社台はそのタイミングを見ていたのだろう。一見「欧州での活躍馬は出しているけど、重厚すぎて日本の競馬には？」と思われるBlandfordの血だが、それはノーザンテーストやサンデーサイレンスが導入された時にも当初懐疑的に見られたという点では同じ。まぁ初年度からいきなり活躍馬を出すのは難しいかもしれないが、現３歳のノヴェリスト産駒が何と103頭、肌馬にはダイワスカーレットを筆頭にG�気鮠，辰震礁討�目白押しという事実に、「普通ならギャンブル」といわれる新種牡馬ノヴェリストに対する、社台の並々ならぬ意気込みと長期的戦略が見て取れるではないか。
勿論このレースも、そういう意味で先物買い。ノヴェリスト産駒の２頭から。
◎ �� デュッセルドルフ
○ �� アントルシャ
▲ �� プリモシーン
△ �� テトラドラクマ
△ �� サヤカチャン
単複◎、馬連◎−他の4頭、三連複5頭箱
- ノヴェリスト
- テスコボーイ
- ノーザンテースト
- Northern Dancer
- サンデーサイレンス
- Royal
- ダイワスカーレット
- デュッセルドルフ
- アントルシャ
- プリモシーン
- テトラドラクマ
- サヤカチャン
