競輪
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2018/02/17 19:51
予想コラム [No.121] 2/18(日)小倉11R小倉大賞典
G�汽侫Д屮薀蝓�Sの週なのに何故そっち？と言われそうだが、今週のコラムはあえて小倉大賞典で。
ヒットザターゲットが出てくる。2008年生まれで明け10歳になった。初出走が2010年夏だから、あの2011年の大震災よりも前なのだ。同い歳の代表と言えば、初年度産駒が今年のクラシック戦線を賑わすであろうオルフェーヴルがいる。
明日で通算57戦目、重賞も何と40戦連続、計42回目の出走となる。もちろんG�気盻嫖�1回、宝塚5回、秋天2回、JC4回、有馬2回と数多く出走し、これまでに戦ってきた相手は3歳上のアーネストリーから始まり、2歳上のトーセンジョーダン、1歳上のエイシンフラッシュ・ルーラーシップ、同期のオルフェーヴル、1歳下のゴールドシップ・ジェンティルドンナ、2歳下のエピファネイア・ラブリーデイ、3歳下のゴールドアクター、4歳下のキタサンブラック、そして5歳下のサトノダイヤモンドあたりまで、名だたる名馬たちと死闘を繰り広げてきた。そのG�気海�1回も勝てなかったが、G�兇�2013年の京都大賞典(11番人気)と2015年の目黒記念(11番人気)、G�靴�2012年の新潟大賞典(5番人気)と2013年の小倉大賞典(6番人気)と堂々4勝している実力馬だ。
そんな彼も明日のレースで遂に引退らしい。結局華やかなスターホースにはなれなかったが、上記の重賞勝ちの記録を見て貰えれば分かるとおり穴党ファンにとっては"神"の存在であっただろうし、しかもデビュー以来8年間ここまで大きな怪我もなくコンスタントに走り続けた、ある意味奇跡の名馬である。これについては健康で丈夫だという彼自身の資質もあるのだろうが、厩舎や牧場関係者の丁寧な管理の賜だろう。これには素直に敬意を表したいと思う。ともかく、どちらかといえば陰の存在だった彼が最後に選んだのが、このローカル小倉大賞典というのも、彼らしくてなかなか素敵じゃないだろうか。
さらにこれに花を添えるべく、鞍上には小牧。かつては園田の名手とも言われ、アンカツとともに地方から中央へ乗りこんできた騎手の草分け的存在であった若きフロンティアも、いつのまにか50歳を過ぎた。はっきり言って若い頃は勿論のことベテランになってもポカが多く、お世辞にも巧い乗り手ではないし、騎乗数もめっきり減ってきた(事実今日現在で小牧は今年まだ未勝利である)。しかしたまに大穴をあけるし、その人情味溢れる人間臭さに惹かれるファンも多い。そういう意味ではヒットザターゲットとは似たもの同士なのかもしれない。
明日、遠い小倉の空の下、冬枯れのターフに引かれた見えない花道を、胸を張って戻ってくるんだよ。
◎ �� ヒットザターゲット
- ヒットザターゲット
- オルフェーヴル
- アーネストリー
- トーセンジョーダン
- エイシンフラッシュ
- ルーラーシップ
- ゴールドシップ
- ジェンティルドンナ
- エピファネイア
- ラブリーデイ
- ゴールドアクター
- キタサンブラック
- サトノダイヤモンド
- フロンティア
