競輪
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2018/11/17 21:15
予想コラム [No.159] 11/18(日)京都11Rマイルチャンピオンシップ
「1600mのことをなんでマイルっていうの？」と晴美ママ。
浜サン「マイルっていうのはそもそも《ヤードポンド法》っていう距離単位の1つなんだよ。世界的な距離単位って言ったらもちろん《メートル法》だよね。日本ももちろんそう。だけどイギリスとかアメリカだと今でもこっちが主流なんだよ。面白いよね。」
ママ「面白いっていうか･･･たとえばアメリカに旅行に行った時、距離標記がそのヤードだかポンドで書かれてるわけでしょ？何だか迷惑だわね〜、大国のくせに(笑)。なんで国際基準に合わせないのかしら？」
山ちゃん「ま、大国アメリカ、歴史と伝統のイギリスならではのエゴ、意固地さだな。」
ママ「まぁいいわ。、で、マイルが1600mね。あとヤードとかポンドってのは何mなるの？」
浜サン「ポンドは重さの方の単位だから今回は置いといて。《ヤードポンド法》による長さの単位を短い方から言うと、まずインチ。これが約2.54cm。」
ママ「うわ、初っ端から中途半端な長さ！」
山ちゃん「ていうか、このインチが基準だから、この後の単位も全部中途半端な長さだぜ(爆笑)」
浜サン「そう。で、12インチで1フィート(30.48cm)。フィートはもちろん『足』って言葉が語源だね。」
山ちゃん「この単位名を考えた奴、足デカ！」
浜サン「続いて3フィートで1ヤード。91.44cm。」
ママ「ああっ、もう1mにしちゃえばいいのに！イライラする。」
浜サン「次は、22ヤードで1チェーン。20.1168m。」
山ちゃん「なんだよ22って括りは。イギリス人って変わり者が多くね？」
浜サン「まだいくぞ(笑)。10チェーンで1ハロン。201.168m。」
ママ「あら、今度は素直に10でまとめるのね･･･てか、ハロンって競馬用語でよく出てくるあのハロンでしょ？」
浜サン「ご名答。そして最後の単位マイルだけど、もちろんこれは競馬ファンならご存じの通り、8ハロンで1マイルだね。」
ママ「ちょっと待って。1ハロンが201.168mなら、1マイルは1600mぴったりじゃなくてもっと長くならない？」
浜サン「そうなんだよ。実はマイルの正確な距離は1609.344m。」
山ちゃん「あれだな、競馬の文化はイギリス発祥だから、マイルとかハロンとかっていう言葉もそっちから入って来て日本でも使っているけど、日本はメートル法の国だから、便宜上ハロンは200m、マイルは1600mっていうことに微修正したんじゃね？」
ママ「はー面倒くさっ！あんまり欧米におもねるのも良くないと思うけどねぇ。」
浜サン「ちなみに、ハロンっていう言葉も本当はfurlongだから正確な発音はファーロングなんだけど、どういうわけか日本語表記はハロン(笑)。」
ママ「最初にハロンって言った人、耳悪っ！」
さて、ママの悪口を聞くのはこのくらいにしてマイルチャンピオンの予想。ここのところの外国人ジョッキーの勢いはとどまるところを知らない。俺は、競馬はあくまでも馬の能力を基本に予想すべきだし、実際のレースもやっぱり能力上位の馬に順当に勝って貰いたいというのが本音なのだが、やっぱ世界の一流は、展開の読み、ペース判断、道中や直線での位置取り、最後までしっかり追える技術と筋力、どれをとっても凄いのだろう。確かに皆良い馬に乗せてもらっているのも事実だが、それ以上のプラスファクターがあるのも認めざるを得ない。ということで本命は天才デムーロ弟の��ロジクライ、以下デムーロ兄の�▲撻襯轡▲鵝�鉄人ムーアの��アエロリット、ビュイックの��ステルヴィオ。ルメールのモズだけはあえて外す。
- ポンド
- ファー
- ファクター
- ロジクライ
- アエロリット
- ステルヴィオ
