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2018/12/08 01:34
予想コラム [No.162] 12/9(日)阪神11R阪神JF その1
サラブレッドの2歳の終わり頃だと、人間ならば15歳前後、中学を卒業して高校入学したばかりってところだろうか。高校といえば、大抵いろいろな地域から生徒が入学してくるので、入学直後だとまわりが知らない子ばかり。その結果、最初のうちは少人数の同じ中学出身者どうしで固まり、他の中学から来た知らない子のグループと何となく牽制しあったりするものだ。ここ《阪神女子フレンドリー学園高校》でも、入学早々そんな静かな女子同士の勢力争いが始まっている。
ダノン「あら初めましてシェーンさん。私、地元阪神四中出身のダノンファンタジー。以後お見知りおきを。・・・あなた、確か札幌中よね。噂は聞いてるわ。あのアルテミス高も受かった秀才だって。すごいわねぇ、私もお勉強教えていただかなくちゃ。・・・あ、そうそう、こっちの2人は私と同じ中学だったメイショウケイメイさんとビーチサンバさん。」
ケイメイ「宜しく、シェーンさん。」
ビーチ「宜しくね。私はアルテミス落ちちゃったの。でもここが受かったからOKだけどね!」
シェーン「こちらこそ宜しく。あらダノンさんこそ何をおっしゃるやら。あなただってファンタジー高校をトップで合格してたらしいじゃない。たしかあそこ、入試がトップクラスだと学費免除でしょ?それなのにそっちを蹴ってここに来たそうね。もう頭も良いしご家庭も裕福で羨ましいかぎりだわ。・・・で、こちらもお友達紹介するわね。同じ中学じゃないけど、同じ北海道出身のラブミーファインさんよ。」
ラブミー「・・・はじめまして・・・。」
ダノン「こちらこそ。・・・あら、あなたとは前にどこかでお会いしたような気がしないでもないけど・・・まぁいいわ。あなた控えめでとっても可愛らしいわよ。」
シェーン「そうなのよ。この子ちょっと人見知りだから、宜しくお願いします。」
ダノン「ところで、確か小倉中出身のクロノさんってのもこのクラスにいるはずなんだけど、どの人だか分からないの。シェーンさん、分かる?」
シェーン「いいえ、私はちょっとわからないなぁ。ごめんなさい。」
ビーチ「ねぇダノンさん、あそこの隅にいるグループ、確か小倉中と新潟中と中京中の人達だわ。」
ケイメイ「何か異質な雰囲気醸し出してらっしゃる(笑)。」
ダノン「そういう事言わないの。じゃ、行ってご挨拶しましょ。」
その2に続く