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2018/12/15 19:01
予想コラム [No.163] 12/16(日)阪神11R朝日杯フューチュリティS
先週は、人気通りに優等生ダノンファンタジーがとりあえずは女王の座に就き、彼女と能力は互角と見られていたスケ番クロノジェネシスはやっぱり素行の悪さが災いして(?)2着だった。
さて今週は朝日杯。こっちは男女混合の戦いだ。ここに、その女王も嫉妬する天才少女グランアレグリアが登場する。果たしてアレグリア嬢、並み居る男どもを蹴散らして、ダノンをも上回る真の絶対女王となれるか。
浜サン「女王、クイーンといえば、先日ノンフィクション映画が上映されて、ここにきて再注目されている伝説のロックバンド・クイーンだね。」
晴美ママ「あら、浜サンは若い頃よく聴いてたクチ?」
浜サン「もちろんだよ。今言った映画のタイトルにもなったBohemian Rhapsodyが空前の大ヒットになったのが1975年の秋頃だったけど、同年の春に確か初来日してものすごい騒ぎになったんだらしいね。俺は小学生だったからそういうのはよく分からなかったけどさ。アベチャンは高校生だった?」
その通り。ボヘミアンラプソディも名曲だけど、俺はその前年にリリースされたKiller Queenをラジオで聴いてすごく気に入り、クイーンのファンになったんだっけ。もちろん聴いただけでは歌詞の英語が分からないから、ネットも無い当時、頼りは実際にEPレコードのシングル盤を買って歌詞を見たんだった。ありゃあ気高き娼婦のことを歌った曲だったんだね〜。さすがやるなぁフレディ(笑)。
浜サン「Killer Queenかぁ。それもいいけど、俺はボヘミアンと同じ〈オペラ座の夜〉に収録されてるLove of My Lifeが大好きでね〜。あれってフレディが当時の恋人と別れた時の傷心を歌ってるんだけど、その恋人ってのが普通に女性で。」
晴美ママ「フレディマーキュリーって、ゲイだったんじゃないの?」
浜サン「正確に言うと両性愛者だったみたい。さっきのボヘミアンの謎の歌詞にしても・・・」
「クイーンの話はもう良くね?」と、この話には全く関心のない山ちゃん。
ママ「そうねぇ、山ちゃんは世代が違うから。でも、We Will Rock YouとかWe Are the Championsとかは、クイーンの曲だって知らなくても聴いたことあるでしょ?」
山ちゃん「あー、あるある。へー、そうなんだぁ。」
浜サン「でも、クイーンの話は止めてそろそろ予想に入ろうよ。俺はやっぱりグランアレグリアだな。前走の重賞も圧勝だったし。」
山ちゃん「俺も異議無し。今年の世代も、今のところ牝馬の方がレベル高いよな。」
ママ「アタシは何だか気に入らないなぁ。ここは男にちょっと頑張ってもらった方がいいんだけど・・・どう思う?ねえアベチャン?」
ママの言う通りだ。確かにグランアレグリアが、前回の混合重賞での圧勝・牝馬なのに勝算十分と見てここに参戦・騎手ルメールと、勝利する要素は十分で圧倒的人気になるのはわかる。だけどちょっと被りすぎじゃないだろうか。牡馬だってここまで無敗の馬が3頭、しかもアドマイヤマーズとファンタジストは重賞までちゃんと勝って来ているのだ。しかも、忘れちゃならないのが武豊がまだこの朝日杯を買ったことがないって事実。今回、そのことがグランアレグリアの話題に隠れてしまっているのが逆に狙い。先週の勝馬と同じような名前で、男なのか女なのかわからない名前のファンダジストに期待する。
ちなみにさっき浜サンが途中で話を切ってしまったBohemian Rhapsodyの謎の歌詞の件だが、フレディが自分がゲイ(両性愛者)であることに苦悩しながらも、それを肯定して新しい自分として生きていく決断をしたという意味が込められているというのは、今では有名な話である。