競輪
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2019/02/14 23:29
予想コラム [No.171] 2/17(日)東京11RフェブラリーS その１
日曜のフェブラリーSの注目は、やはりJRA女性騎手として初めて中央G�汽譟璽垢傍馨茲垢詁Ｅ頂攫兄劼世蹐Α�ま、馬券的に彼女の乗るコパノキッキングをどう評価するかは別問題としても、一人の女性アスリートが男社会の中で必死に頑張り、しかもある程度の結果を残しているということは称賛に値する。中央競馬の世間一般からの認知度や馬券の売り上げ増加という下世話な部分も含めて彼女のここまでの貢献度は計り知れないものがあると思うし、これからも怪我無く頑張って欲しい。
さて、その藤田と同じく注目の女性アスリートということで今週衝撃だったのが、競泳の池江璃花子選手が自身の白血病を告白したニュースだ。事の詳細は他に譲るとして、これに尾ヒレが付いてしまったのが、桜田五輪担当大臣の「がっかり」発言である。確かに記者とのあの応答の内容は一部配慮の欠けた表現があったことは事実だが、それを受けて各メディアや著名人の多くが、報道番組や個人のSNS上でまるで鬼の首を取ったかの如く大バッシングを開始したのには、実は俺は少なからず違和感を覚えていた。さらに国会で野党がこのことを取り上げて「人としてどうなのか。大臣は辞任しろ。」とまでTVで紹介されていたのには呆れた。この野党の連中がやっていることは、いかにも「正義」を笠に着た政治的利用である。こういう巧妙なすり替えをやって国民の人気取りをしようとするから、与野党を問わず政治家はタチが悪い。さらに、良く知りもしないくせにコメンテーター気取りで、実は世間の論調を見ながら日和見的に社会問題や政治問題への発言をしているだけの一部芸能人やスポーツ選手も然り。自分の理念などはなく、単に好感度アップを狙っているのは見え見えで虫酸が走る。
俺は桜田とかいう大臣には全く興味が無いし、どうなろうと知ったことではないが、もしこの件で「桜田は許せない」という感情論が頭の中に満ちてしまっている方が皆さんの中にいたとしたら、是非一回冷静になって考えて欲しい。人としてあるべきはただ「病魔に襲われた18歳の女の子が無事に完治しますように」と祈ることだろう。池江さんも自分の告白からこんなくだらない騒動が持ち上がっていることは決して望んではいないだろうし、きっと悲しんでいるはずだ。
すみません、レース予想と関係ない内容になってしまいましたが、どうしても言いたかったので。
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