競輪
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2019/04/13 22:11
予想コラム [No.178] 4/14(日)中山11R皐月賞
先日ようやく桜が満開になったと思いきや、いきなりの降雪でびっくりした。でもまぁ満開の桜に雪が降り積もるのも、日本古来の美意識を表す言葉の１つである〈雪月花〉を具現化していて非常に趣深いものがあった。
浜サン「でもあれだね、〈雪月花〉における〈花〉って言ったら、普通は桜じゃなくて季節的に梅を指すんじゃないかな。ホラ、大伴家持も万葉集で『雪の上に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき子もがも』って歌ってるじゃないか。」
山ちゃん「誰だよ、オオトモノヤカンモチって。知らねぇわ(笑)。」
「〈やかん持ち〉って変な名前〜！へぇー、そんな昔から薬罐ってあったんだ！」と晴美ママ。
浜サン「やかん持ちじゃないよ、ヤカモチ！奈良時代の有名な歌人だよ。」
ママ「そういえばさぁ、昔はラグビーの試合中に怪我したり脳震盪で倒れたりした選手に、やかん持ちの子が走ってやって来て水を掛けていたシーンをよく見てたけど、あれ最近見なくなったわよね。何でなんだろ？」
山ちゃん「あぁそういえば。あれさぁ、やかんの中はただの水なのに、掛けられた選手は魔法でも掛けられたみたいにスクッと起き上がるんだよな。一種の催眠みたいなモンか？」
浜サン「だから薬罐じゃないって･･･」
ママ「あのおっきいやかんって良いわよね〜。黄金色に輝くアルマイト製で丸っこいやつ！意外と値段が高いのよ〜。10リッターレベルのでかいのだと1万円以上はするわね。あぁでも欲しいなぁ♪」
山ちゃん「え、ウチの会社にいくつかあるぜ。作業現場にはよく持っていくからな。でもさすがにどれも使ってるから、今はあげられないか(笑)」
浜サン「あの･･･そろそろ薬罐のことは置いといて、肝心の皐月賞の話しませんか？」
ママ「･･･あぁ皐月賞ね･･･ところでさぁ、まだ雪も降るような寒い4月なのに、なんで皐月賞があるの？皐月って5月のことでしょ？4月の旧称なら卯月(うづき)よね。」
山ちゃん「〈うづき〉って、傷とかの〈疼き〉と読みが同じで語呂が悪いからじゃね？」
ママ「そうよ〜、あぁ今夜もアタシは満たされず、心も体も疼くわぁ。」
山ちゃん「いい歳のオバサンが別に満たされなくてもいいじゃん！」
ママ「うるさいわね！！女は40代だってまだ何回も花が咲かせられるんだから！！そんなのも分からない若造が生意気言ってんじゃないわよ！！」
･･･今夜の【寝落ち】はふざけ過ぎである。いい加減無視して、俺は勝手に皐月賞の予想を。
さてまず1番人気が確実のサートゥルナーリア。臨戦過程が先週の桜花賞のグランアレグリアと全く同じ『2歳時に3戦して事実上世代No.1的な戦績を残すもそれ以来3ヶ月半の休養を挟み今回ぶっつけ本番』。となれば、安易なファンは『これって先週のグランと同じだし安心だね！』ということで人気に拍車がかかること間違いないだろう。実は今回そこが付け目。ぶっつけ本場のリスクはやっぱり大きいというのが一般論だと思うので、サートゥルは有って2着、勝てないと見る。そうなれば◎はダノンキングリー。前走の共同通信杯でアドマイヤマーズを内から差し切ったレースぶりもさることながら、2走前のひいらぎ賞の脚は圧巻だった。切れすぎる脚故にマイルが適性という意見もあろうが、2000〜2400までなら血統的にも何の問題もなく守備範囲。今回はこれを頭で勝負。ヒモ候補が多過ぎるので、連・三連系はやめて�ぅ瀬離鵑涼永�のみで。
浜サン「最近ラグビーでやかんの水を倒れた選手に掛けなくなったのは、それによって脳震盪だったのに無理矢理すぐ戦列に復帰させることが危険だっていう医学的判断じゃないかな。今はそういう選手の代わりにレザーブ選手が一時的に替わることが許されてるみたいだよ。」
おやおや、ついに浜サンもやかんの話に加わっちまった。
- マイト
- リッター
- サートゥルナーリア
- グランアレグリア
- ダノンキングリー
- アドマイヤマーズ
