血統と適距離

今日は、もう一つ。血統と距離の問題です。これは未勝利脱出すると少し話は変わってくるかもしれないです。
昨日、オーストラリア産駒の出資馬が函館芝1800ｍで初勝利を上げました。この馬、デビュー、2戦と1200ｍを使われていて、初戦の後に、ジョッキーのコメントにも「もっと距離長くても」というコメントありました。結果、2戦目も惨敗。3走目に洋芝とはいえ1800ｍ芝で勝ち上がりました。
同じ日、エイシンフラッシュに母父フジキセキ産駒が、初めてダート1000ｍ戦に出て、不利があったとはいえ、人気で勝てませんでした。前進気鋭の強い馬とはいえ、それだけの理由で距離をどんどん短くしていくというのは、どうなんでしょう?血統的にはマイル位が合うのではないかと思う。
出資馬で感じるのは、ノヴェリストも同じ。何頭か持ちましたが、使う距離がどんどん短くされて、未勝利で終了は悲しい。
どちらもヨーロッパの中距離血統です。日本での産駒成績も中距離に結果を残しています。
血統に調教方法を合わせて、その馬にとって適距離が見出されるのではないだろうか、よくそう思う。