岬めぐり、永遠に（競馬の話題では有りません）・・。その前半。

未明の報道にて、シンガーソングライターの山本コウタローさんが亡くなられた事を知った。

私は、山本コウタローさんと言えば、『岬めぐり』を真っ先に思い起こす・・。

『岬めぐり』との出逢いは小学生時代の事。
担任の先生が自前のギターを手に、ぼくたちにフォークソング等の弾き語りをしてくれて、その内、皆で一緒に歌う様に成った一曲が、その「岬めぐり」で有った・・。

「岬めぐり」を初めて聴いた時から、何だか好きで、小学校を卒業してからも忘れる事は無かった・・。
実際、今でも、先生が引き語りをして下さった楽曲の中では、特に印象深いものとして自分の中に有る・・。

余談だが。高校生の夏、上記の先生の時のクラスにて、クラス会を行こなった。
数年振りに再会をした先生を始め、クラスメート達も、皆元氣そうで何寄りだった・・。

皆で机を並べた教室へと入り、当時の思い出や近況報告に話の花を添え、一次会は御開きに・・。

二次会として、近くに有ったカラオケ店へと行く事に成った。
ただ、先生を始め、一部のクラスメートは、後の用事を有る為に、そこで退席。
でも、逢えてよかった・・。そう思った。

カラオケと言うもの、ぼくは、それ迄、一度もした事が無く、そのクラス会の時が初めての試みで有ったので、歌う順番を回って来た際に、何を歌おうかと迷った・・（汗）
そんな時に、そうだ・・！と閃いたのは、その『岬めぐり』。

前奏？が始まると、僕が、まさか『岬めぐり』を選んだとは思わないクラスメート達が口々に声を上げて居たが、最初の「あなたがいつか、話してくれた・・」と僕が歌い始めると、皆、何か思う所が有った様で、歌に聴き言って居た・・。
敢えて言うが、何も自分の歌に聴き入った訳では無い、それぞれの持つ、当時の記憶に思いを馳せて居たのだ・・。

何とか一曲を歌い終えると、何だか、くたびれてしまった・・（汗）
その日に自分が歌ったのは、その「岬めぐり」一曲のみで、後は、皆の美声？に耳を傾けて居た・・。
皆、歌い慣れ・・と言うか、カラオケ慣れをして居るんだなぁ・・？と・・。
（後半へ）