カップケーキの人とは僕のこと（競馬の話題ではありません）・・。

『カップケーキ、有りますよ？！』
そう、パン屋の店員さんに声を掛けられる十日程前・・。

この日、たまに訪れるパン屋へ何気なく入り、品物を眺めて居たのだが・・、いかんせん、欲しいと思える品が見付からない。

店の方に『いらっしゃいませ！』と迎えて頂きながら、何も買わずに出るのは、少しバツが悪かったものの、無理をして買うのもアレだったので、足を出口へと向ける・・。

その時。そういや、カップケーキならば、いつでも食べられるな・・？と浮かんだので店内を見渡す・・、けれども、目的のカップケーキは見当たらなかった・・。

そこで、御店の人に、カップケーキの所在を尋ねると、この日は売り切れとの事だった・・。
ただ、その時、ぼくは、これで店を出る理由付けにも成るな・・（笑）と閃いた為、御店の方に、それでは出直して来ますね・・、と伝えて、後にした・・。

それから十日程後・・。
又、何気無く、同じパン屋を訪れると、この間にカップケーキの所在を尋ねた店員さんから、『御客さん、カップケーキ、今日は有りますよ？』と言われるでないか。

その時、自分は特に目当てのパンも無かった為、それじゃあ・・と思い、その店員さんの助言？に従ってカップケーキを手に入れた・・！

・・しかし、その店員さん・・。
自分が前回にカップケーキを欲しがって居た事、よく覚えてらしたな・・？と思う・・。

その店員さんからすれば、自分は、「カップケーキの客」として覚えられて居るカモ判らない・・。
そんな事も思って観た日で有った・・。


それでは、また・・。