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2012/06/24 14:07
宝塚記念(見解 続記)
オルフェーヴルを消したもう一つの理由も記載します。
【理由】天皇賞(春) → 宝塚記念直行 のローテーションは、「主流の王道」と言われていますが、3200m→2200mと急激短縮となります。
今年の天皇賞(春)は、ビートブラックとゴールデンハインドが後続を10馬身以上引き離す大逃げの展開が1周目4コーナーから2周目4コーナーまで続く展開となり、後続は「溜め」の戦法を採りました。
このように、1頭?2頭が後続を1.2秒以上引き離す大逃げ展開が続いた天皇賞(春)が起きた年は、以下の通り。
天皇賞(春)の決着
1987年 ミホシンザン → ニシノライデン
1993年 ライスシャワー → メジロマックイーン
1998年 メジロブライト → ステイゴールド
2001年 テイエムオペラオー → メイショウドトウ
2004年 イングランディーレ → ゼンノロブロイ
宝塚記念の決着は、
1987年 スズパレード(★) → ニッポーテイオー(★)
1993年 メジロマックイーン(●) → イクノディクタス(△)
1998年 サイレンススズカ(★) → ステイゴールド(△)
2001年 メイショウドトウ → テイエムオペラオー
2004年 タップダンスシチー(★) → シルクフェイマス(●)
これも、(★)は、天皇賞(春)不出走。(△)は、天皇賞(春)出走後に1走消化した馬です。
また、(●)は、天皇賞(春)出走前に芝2200m以下のG?を4コーナー先頭で勝利達成している馬です。
つまり、この手の展開で置かれるポジションにいた馬は、折り合いに気を遣い、スピードに乗る意識が無いままレースに飛び込むのが苦しい事態を表しています。
これを見ると、如何にテイエムオペラオーとメイショウドトウの王道1年間寡占が凄まじく凄い事と分かります。オルフェーヴルにそれだけの力があるとは思えません。例え、10割近い仕上げを施しても勝算は無いと思えます。