2012 凱旋門賞直前予想＠やっち(その2)

　では、『3歳勢には、安易に重い印を打てない！』と述べた理由について明かします。

　世界の競馬メディアは明かしていないデータをここで明かします。(スクープ級のネタです。)

　実は、今年の3歳世代は、

『西欧競馬開催国(英・仏・愛)で芝で古馬牡馬との混合G?を1勝も挙げていない』

のです！また、牝馬限定のG?でも、2勝きりという体たらくなのです。

　では、上記の『西欧競馬開催国(英・仏・愛)で芝で古馬牡馬との混合G?を1勝も挙げていない』3歳世代は、過去に有ったかというと、有ったのです！！　その年代は、1988年です。

この年度の凱旋門賞の決着は、以下の通り。
1着　Tony Bin (牡5)(5番人気)
2着　Mtoto　　(牡5)(1番人気)
3着　Boyatino (牡4)(19番人気)

この年の3歳勢は、全て4着以下に沈んだのです。この年に出た主な3歳は、

Unfuwain(キングジョージ2着)
Kahyasi(英・愛ダービー優勝)
Diminuendo(英・愛・ヨークシャーオークス優勝)
Hours After(仏ダービー優勝)

とまとめて挑んでも、古馬の壁に轟沈したのです。

言ってみれば、今年の欧州3歳勢は、『史上稀に見る不作世代』と言っても過言ではありません。

(続きがまだ、有ります)