884件のひとこと日記があります。
2013/02/08 20:28
やっちの重賞回顧録[京都記念(G?)]
- 11 R
-
第99回京都記念(G2)
2006年2月18日 2回京都7日目 サラ系4歳以上オープン ○国際□指(別定)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | シックスセンス | 牡4 | 56 | 武豊 | 2:13.5 | 1.8 | 1 | 462(+9) | [西] 長浜博之 | |
2 | 6 | 6 | サクラセンチュリー | 牡6 | 58 | 佐藤哲三 | 2:13.5 | ハナ | 6.0 | 2 | 508(+10) | [西] 佐々木晶 |
3 | 8 | 10 | マーブルチーフ | 牡6 | 57 | 熊沢重文 | 2:13.6 | 3/4 | 26.6 | 7 | 504(-2) | [西] 田所清広 |
4 | 4 | 4 | シルクフェイマス | 牡7 | 59 | 柴田善臣 | 2:13.9 | 1.3/4 | 9.6 | 4 | 482(+4) | [西] 鮫島一歩 |
5 | 3 | 3 | デルタブルース | 牡5 | 58 | ペリエ | 2:13.9 | クビ | 6.3 | 3 | 534(+4) | [西] 角居勝彦 |
6 | 2 | 2 | トウショウナイト | 牡5 | 57 | 武士沢友 | 2:14.0 | 3/4 | 9.6 | 5 | 486(-4) | [東] 保田一隆 |
7 | 8 | 9 | ヴィータローザ | 牡6 | 58 | 安藤勝己 | 2:14.1 | クビ | 17.4 | 6 | 490(+14) | [西] 橋口弘次 |
8 | 7 | 8 | タガノマイバッハ | 牡7 | 57 | 高田潤 | 2:15.3 | 7 | 158.9 | 10 | 484(-2) | [西] 松田博資 |
9 | 5 | 5 | ビッグゴールド | 牡8 | 58 | 和田竜二 | 2:15.4 | 1/2 | 75.5 | 9 | 470(+2) | [西] 中尾正 |
10 | 7 | 7 | ブルートルネード | 牡5 | 57 | 長谷川浩 | 2:15.7 | 1.3/4 | 27.4 | 8 | 534(+6) | [西] 池添兼雄 |
払い戻し
-
単勝 1 180 1 複勝 1
6
10110
160
3301
2
6枠連 1 - 6 510 1 馬連 1 → 6 510 1 ワイド 1 - 6
1 - 10
6 - 10220
580
9201
7
14馬単 1 → 6 710 1 三連複 1 - 6 - 10 2,250 9 三連単 1 → 6 → 10 6,370 15
今年で106回を数える伝統の重賞、京都記念(G?)です。
取り上げた年は、2006年です。
レースは、タガノマイバッハらが先行するゆったりとしたペースで進み、ラスト400mの直線で最後方に付けていたシックスセンスが勝ったレースです。
まるでディープインパクト(クラシックの同期)のお株を奪う大外からの直線一気で2勝目(通算の勝ち星です!)を挙げました。
実は、かの(?!)惜敗続きのステイゴールドの時の様などよめきが、無いのにも関わらず取り上げたのには、大きな理由が有ります。
実は、彼の『失意のラストラン』となったのです。引退の理由は、翌月の初旬にこの勝利の代償とでも言える『重度の屈腱炎』を起こしててしまったのです。引退を決めた長浜調教師からはこんなコメントが述べられたのです。
「これからの活躍を期待しただけに、非常に辛いです。次は、QE?C(香港G?/芝2000m)を目指して調整していただけにファンの皆さんには、申し訳ありません。」
実は、レースの内容よりこのコメントを聞いて『目から鱗(うろこ)が落ちる』想いがしたのです。
海外遠征では、(日本から)近場とは言え、セカセカするような短い間隔で向かうのには厳しい事を思い出しました。良く考えたら、『輸出検疫』『非日常の輸送状況』といった馬のケアにもある程度の時間を掛ける事を考えたら、この『逆算の約2ヶ月間』というのは、最良のローテーションと思ったのです。
現実は、彼(シックスセンス)のG?制覇の夢は、破れてしまいました。でも、この考えは後の名馬の偉業を生んだのです!
それは、アドマイヤムーン(2007年)とブエナビスタ(2010年)です。後にここから1か月半の間隔でドバイへと飛躍し、後に年度代表馬へと輝いたのです。
まさに、『身は滅びても、預感(想い)は滅びず、時代へと超える』レース出走でした。