弥生賞(見解)

　春の足音が近付く弥生賞(G?)です。

　今回は、単勝1桁の「3強」の評価を思い切って下げました。

　まず、[マスコミ・ファン受けの良い]ラジオNIKKEI杯2歳S(G?)ですが、今年は、『明らかにレベルが低い』危険性が高いと思います。(優勝タイム：2.05.4s)

　過去、このレース以来1・2月を調整に充てた馬で次レースを勝ったのは、過去4頭。

2000年→2001年：アグネスタキオン　　(2.00.8s)
2003年→2004年：コスモバルク　　　　(2.01.4s)
2008年→2009年：ロジユニヴァース　　(2.02.1s)
2009年→2010年：ヴィクトワールピサ　(2.01.3s)

　実は、大半が2分1秒台の速い決着で勝った馬ばかりです。2.02.1sで勝ったロジユニヴァースは、逃げたリーチザクラウンが、前半5F：59.8sのHigh Paceで逃げた直後を追走する楽勝でした。

　今年の内容に付け加えると、アクションスター・ラウンドワールドも次走[京成杯(G?)2着/共同通信杯(G?)4着]で完敗を喫しています。

　今年のエピファネイア・キズナ・バッドボーイ(上位3頭)は、例年よりはユルユルの競馬がネックとなる危険が否定できません。

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　また、[圧倒的にレベルの高い]朝日杯FS(G?)ですが、コディーノは、『こんなローテーションで大丈夫なのだろうか？』という不安が否応なしに込み上げる予感がします。

　実は、2歳戦の競馬において(牡馬・牝馬を問わず)
(1)2歳G?に出走していた
(2)2歳G?を含めて重賞を3戦以上消化していた
(3)2歳時に条件戦(新馬・未勝利もあり) → 重賞連勝を含む戦歴を持つ2歳戦を過ごした

以上の3条件を含む馬が、3歳緒戦で連対を果たしたのは、たったの5頭しかいません。

更に、
(4)生涯において、4コーナー先頭での勝利経験が無い馬

も戦歴に持つ馬が3歳緒戦で連対を果たしたのは、たったの1頭しかいません！

それは、ペールギュント(シンザン記念(G?)優勝)
しかも、ペールギュントは、この勝利は、京都芝コースで勝利があるのです。

コディーノの前走は、坂での完敗も否定出来るとは言い切れません！

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　私は、今年のポイントのOPENクラスのレースは、若駒S(勝ち馬：リヤンドファミュ(故障しなければ当初はこのレースを目標にしていた。))、ホープフルS(OPEN)の2分1秒台のレースの方がポイントとなると思います。

　今年の牡馬戦線は、疑った目線で予想を立てようと思います。

本命の◎マイネルクロップは、超スローのユルユル競馬(抑えたい症候群とでも言える程)が現出する可能性も有る中、唯一の4角先頭に立っての勝利経験がある馬です。

　祈るシーンは、昨日のクロフネサプライズ風のReplayです。